アングラー:畑口 将大


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2022.7.19

梅雨イサキなはずが麦わらに(笑)

7月10日

 

この日は、呉市倉橋島の重生港より出船の双恵丸さんにお世話になりイサキ釣りを楽しんで来ました。

 

中国地方の7月上旬は例年では梅雨真っ只中なことが多い為梅雨イサキ釣行になるなと思っていたのですがなんと今年は6月に梅雨が明けてしまい麦わらイサキ釣行となりました(笑)

 

梅雨イサキだろうと麦わらイサキだろうと食べて美味しい旬な事には変わりありませんが!!

 

準備を済ませて晴天無風な中、釣り場である伊予灘方面に船は走りました。

 

この日の使用タックルはこちら。

 

ロッド:メタリアタチウオテンヤSP 瀬戸内185

リール:シーボーグ200J(リンク新型)

ライン: UVF PEデュラセンサー×8+Si² 2号

天秤:快適天秤アーチ 1.5mm-35cm

カゴ:シャベルカゴ速攻Ⅲ BIG オモリ50号

仕掛け:快適船イサギ・アジ仕掛け 3号.3.5号

 

 

 

ロッドはこの度思うことあってタチウオテンヤのロッドを流用致しました。

コマセも振り易く、レングスが短い為取り込みの際なども取り回しやすかったですね。

 

一日通して水深は25m~40mのポイントを転々としました。

釣り場に着き、天秤に付いたカゴにコマセを入れて投入し石野船長が細かくアナウンスしてくれる指示棚まで落とし、ロッドを煽ってコマセを撒いて、吹き流し仕掛け分の2mくらいを巻き取りコマセの中に仕掛けを同調させていくと早速竿先にイサキが針を吸い込んだアタリがあります。スッとロッドを立てて合わせを入れると、小気味良い引きが感じ取れます。

このスっと合わす事で上顎の堅い所にしっかり掛かる確率があがり口の周りが弱いイサキのバラシを防ぐ事に繋がります。

向う合わせになってしまうと反転した際に針掛かりしてしまう為口の横などの弱いところに刺さり口切れによるバラシが増える確率が上がってしまいます。

 

そしてなによりやはり小さなアタリを感じ取って掛けるというのは面白いです。

もちろんしっかり食い込ませて向うあわせでもしっかり釣果は出ますが、自分で掛けて取った魚というのは喜びも大きいように思います。

そういった面でもやはりタックルの感度というものが非常に重要になりますね。

そんなこんなで一匹目から幸先良く良い所に針掛かりしたイサキをキャッチ!!

 

そしてこの度新しく発売された快適船イサギ・アジ仕掛けを終日使用しましたが、かなーり良い仕事をしてくれました。

針自体の線径を程よく細くしている点とソフトで薄巻きな擬餌を使用している為自重が軽くなり、更に丸セイゴ針が採用されていますので非常に吸い込み易く釣果アップに直結する仕掛けとなっています。

仕掛けの幹糸、ハリス全てにDフロン船ハリスが採用されている為仕掛け自体も非常に丈夫で結束部などからのハリス切れが少なくヨレなども入りにくく仕掛け自体も長持ちして手返しも良くなりますね。

 

朝の一匹目から時合いといえる状況でしたので、一匹掛けた後は指示棚に近いところでテンションが緩まないようJOGレバーを入れて微速状態にして連掛けを狙って数を伸ばしていきました。

 

潮が緩み少し食い気が落ちたタイミングではコマセと同調しやすくなるよう仕掛けを3号ハリスに変更し一匹ずつ大事に数を伸ばしていきました。

 

丸々太った美味しいそうなイサキです。

 

基本コマセと同調させたら誘いなどは入れずにじっくり待っている方がアタリが多かったのですが、それでもアタリが無い場合は誘い下げて馴染んだ瞬間にアタリが出ることが多発したりとパターンなどを探りながらも楽しめました。

 

そんななかとある事件勃発??

しゅーっと海上保安庁の船が近づいてきて、、、

たまにある臨検ってやつですね。

 

少し釣りをお休みして石野船長がササっと免許証や船検書類等々を渡して、、、

確認の為に離れた船が直ぐ近づいて来たので何か問題あったのかなと思って石野船長に聞いてみると間違えて車の運転免許を渡していたみたいで船内みんな思わず笑ってしまいました(笑)

 

もちろん直ぐに船舶免許を渡して何も問題なく直ぐに釣り場に戻ることになりました。

 

 

すると再度潮が動き始めたタイミングのようでまたアタリが連発し始めます。

石野船長のアナウンスの指示棚にしっかり合わせてコマセを振って仕掛けを同調さえすれば直ぐにアタリが訪れます。

良型のW!!

この棚を合わす為にはやはり正確に合っているカウンター付きのリールが不可欠になるのでスマホのアプリ連動などでしっかり水深カウンターを合わせれる22シーボーグ200Jは非常に強い味方になるはずです。

 

 

掛けた瞬間から強烈な引きな為、慎重に回収してキャッチしたのは40cmオーバーのまさにジャンボイサキ!!

 

 

更にラストの流しではこの日私の最大サイズ43cmをキャッチ!!

 

どちらの40cmオーバーも3号ハリスでのキャッチ!

改めて快適船イサギ・アジ仕掛けの強さを認識を実感出来た所でこの日は納竿となりました。

 

 

 

 

そんな旬なイサキが沢山釣れてくれたのでもちろん「食」でもしっかり堪能しちゃいましたよ!

 

お刺身、炙り、なめろう、フライ、塩焼き

 

 

アクアパッツァ

 

タタキ風

 

白子ポン酢

 

白子のホイル焼き

 

白子や真子が入っても身の脂が落ちない旬のイサキは何にしても間違いない美味しさでした。

瀬戸内西部のイサキ釣りはまさに今からが本番ですので釣り味、食味、Wで味わってみてはいかがでしょうか!!!

 

この度の釣行もしっかり楽しませて頂いた双恵丸の石野船長、同船者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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