アングラー:畑口 将大


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2022.3.14

瀬戸内の大アジ釣行!!

3月10日

 

この冬は、冬型の気圧配置となることが多く時化に強いと言われる瀬戸内海でも週末のたびに欠航となる事が増えなかなか狙った魚種を釣りに行けない日々が続いていましたが、ようやく春らしい天気予報となり週末が待っていられず有給休暇を取得して岩国市黒磯港より出船されている朝日丸さんにお世話になりアジ釣りに出かけて来ました。

朝日丸さんでは瀬戸内西部エリア今回のアジ釣りもですが、イサキやメバルをかなり得意とされています。

船べりのコマセ入れや、各釣り座への生簀、ロッドホルダー、マグネットシートもありますし通路も広く胴の間もかなり釣りやすい遊漁船です。

船長の濱重さんはとても話やすく的確なアドバイスを下さいますし、アナウンスでも細かく指示してくれて快適な釣行をサポートして頂けます。

 

予報通りベタ凪のなかそして綺麗な朝日を眺めながらポイントへ移動します。

私が使用したタックルはこちら!!

 

ロッド:インターライン岬50-310・Y

リール:シーボーグ200J(リンク新型)

ライン: UVF PEデュラセンサー×8+Si² 1.5号

カゴ:ドンブリカゴ50号(船指定号数)

仕掛け:市販サビキ仕掛け

 

 

 

以上のタックルを使用して早速釣行開始。

 

今回のアジ釣りですが、こちらのエリアでは大アジ釣りと言われる釣り物で名前の通り50cmを超えるまさに大アジが狙える釣法です。

 

簡単な手順としましては、

①ドンブリカゴにしっかりコマセを入れて投入。

 

②着底したら素早く2m程度巻き上げ2~3回シャクってコマセを撒きます。

 

③コマセを撒いたら再度底を取りロッド1本分ラインを出して仕掛けを弛ませます。

 

④ロッド1本分のラインスラッグが無くなるくらいのタイミングで再度②に戻るの繰り返しになります。

 

③の場面の仕掛けを弛ませるというのがこの釣りのキモと言えますが弛みがなく仕掛けが張った状態だとコマセと同調せずにバイトが極端に減りますし、瀬や沈船周りを狙うこの釣りでは仕掛けを引きずってしまうと即根掛かりしてしまいます。

かといって、極端にラインを出して弛ませてしまうと周りの方とオマツリパラダイスで迷惑をかけてしまったり、仕掛け自体が底を這って根掛かりしてしまいます。

リールのクラッチを切ってラインを送るよりロッドを上に向けた状態で底を取りロッドを下げながらラインを送り弛ませる方法がラインコントロール、管理がしやすいです。

 

そんな感じで仕掛けを弛ませているとラインがキュッ!と走り目視でアタリを捉えます。

口が柔らかい魚なので鬼フッキングは厳禁ですがロッドを煽り軽めのフッキングを入れると、乗ってくれました。

乗った瞬間からもの凄いツッコみですがそこは6:4調子のしなやかななロッドでまずはしっかりイナしてATDドラグを出して慎重にファイトしていきます。

ハリス3号、そして口切れバラシ防止の為かなり慎重にファイトしてなんとかキャッチすることが出来たアジは狙い通り50cmの大アジ!

 

生簀の中での存在感がえげつないです(笑)

 

このタイミングで周りの方達も続々と大アジをキャッチされていましたが、時合いが過ぎるとパタリとアタリが遠のいてしまいました。

私はこの時合いで何度かアタリがあったのですがハリス切れや、口切れによるバラシで数を伸ばすことが出来ず。

濱重船長は各実績ポイントを周ったり丁寧に瀬のキワキワを流したりとしてくれていたなか次の時合いは納竿間際に訪れます。

私にもアタリがあり乗せることが出来たのですがファーストランで痛恨のハリス切れ、、、

ドラグを確認するとガチガチ、、、

ドラグを緩めた状態だと流し換えの回収時にドラグが滑り手返しが悪いからと締めて回収していたのですが着底時にドラグを緩めるのを忘れていたようです(泣)

 

しかーし、時合いの為落ち込んではいられず再度投入すると直ぐにギュン!!と竿先が絞り込まれます。

今度はドラグを緩め忘れることなくファーストランを凌ぎます。

 

ファイト時はドラグをある程度滑らしながらJOGスピード15前後で回収し、魚がツッコむ際はJOGで瞬時に巻き上げを止めて更にドラグを緩めて走らせます。

ある程度抵抗が弱まった所で再度JOGを入れ巻き上げながら少しドラグを締めて回収します。

あまりファイトを長引かせるとオマツリのリスクが高くなりますし、針穴が広がりバれてしまうのでなるべく早く回収する必要があります。

そういった場面ではJOGで簡単な動作で巻き、止めがワンハンドで行えるのでファイト中でもドラグの操作も簡単に行えて改めてJOGレバーのありがたみを感じられました。

新しいシーボーグ200Jには電子ドラグサウンド機能が搭載されているので聴覚面でもドラグ状況が判断出来てハリス切れなどの防止という面でも更に強い味方になってくれそうです。

 

さてそんなこんなで最後の最後にキャッチ出来たのは50cmオーバーのサイズアップした大アジ!!

 

ミスも重なり数を伸ばすことは出来ませんでしたが、まさに大アジ!といったサイズを仕留めることは出来ました。

 

 

 

こちらの大アジですがもちろん食味も抜群!!

 

 

お刺身となめろうとたたきで頂きましたが、大葉とゴマと非常に合い絶品!!

 

非常に甘みのある脂身でむつこくなくお上品なお味でした。

 

大アジですが全く大味ではありませんでしたよ(笑)

 

こちらの大アジ釣りはGW辺りまで楽しめるようなので今度は大アジフライ食べれるようまた釣行しようと思います。

 

的確なアドバイスを頂いたり、快適な釣行をサポートして下さった朝日丸濱重船長、そして同船者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

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