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2023.1.17
2023年初釣り釣行
2021.8.2
12月27日
この日は、年末に釣り納めとしてお世話になる予定ではあったのですが、猛烈な寒波、時化予報で出船出来るか分からないということでしたので、前日に空き席の確認をし急遽愛裕南丸さんにお世話になり2020釣り納めひとつテンヤ釣行を楽しんで来ました。
乗り合わせた方々は愛裕南丸さんでよく一緒になる方たちばかりで、同級生でよく一緒に釣行することもあるチームBIGMAMAのメンバーたちもたまたま乗り合わせ和気あいあいとしながら、朝一は真冬とは思えない穏やかな天候の中野忽那諸島方面のポイントへ移動します。
前日の状況を勝山船長に聞くとイワシなどのベイトについている個体が多くタイラバへの反応が良かったようです。
しかしアベレージサイズはひとつテンヤの方が良かったようで特大サイズであろうバラシもあったようで私もより気合いが入ります。
この日はほとんどの方がタイラバで真鯛を狙われていました。
私の使用タックルはいつも通り!!
ロッド、紅牙テンヤゲームEX H-235
リール、モアザン LBD 2510PE
リーダー、紅牙リーダーEX タイプF 3号
テンヤ、紅牙タイカブラTG15号
を使用します。
水温も下がり少し捕れにくくなっているという貴重な活きエビを大事に使用しました。
まず入ったポイントは潮止まりということで、普段は激流の水道のポイントからスタートします。
水深は70m~90mの水深で岩礁地帯の為少しでも気を抜くと根掛かりしてしまうポイントです。
根掛かりしないよう常にラインテンションを保ってフォールし少しでも底付近への接触があれば大きく誘い上げ底に対してなるべく縦にテンヤが動くように意識します。
潮止まりとは言え船は1~2ノットで流れているので底でステイの時間を長く取ってしまうとテンヤも同じように横に動いてしまうため底を引いてしまい根の餌食になってしまいます。
テンションフォール中に小さな前アタリを感じますがフッキング出来るアタリではなかった為そのまま送り込んでいると今度はグイっと明確なアタリがありましたのでフッキング!!
幸先よく真鯛をキャッチ出来ました!
この後少し潮が動き始めた為水道ポイントは激流となり少し移動します。
こちらのポイントはまだ激流ではありませんが、水深80m~60mとどんどん浅くなる岩礁ポイントなので根掛かりに気を付け、同じような誘いで直ぐに真鯛を追加します。
こちらのポイントも何度か流し、段々と潮が早くなり潮先の方たちの根掛かりが目立ち始め、私自身も速い潮流でテンヤのテンションを感じにくくなってきた中、少し大きい根の山が来るタイミングが差し掛かっていたので根掛かりを避けるべく3mほど先行して巻き上げ根の上にテンションフォールさせるイメージで落としていると、手元にちょっとした違和感が伝わってきます。
もちろん疑わしきはフッキング!!
フッキングの瞬間かなりの重量感を感じます。
これはもしや大きいサメなのか?と思わせる重量感のまま底を切ることが出来ずにいるとガクッとガクッと大きいストロークの首振りが!!
その瞬間大鯛である確信を得ますが、今度は強烈に走りはじめます。
青物のような瞬発的な走りではないですが、ジリジリと重たい走りを続けられます。そこはATDドラグを信じドラグはそのままにします。ですが瀬のポイントですのでいつまでも走らせるわけにはいかないので紅牙テンヤゲームEX H-235のバッドパワーを最大限に活かすべくロッドをしっかり曲げて魚にもプレッシャーを掛け続けます。
長く力強い三段引きのファーストランも落ち着いたところで、今度はこちらのターンです。
テンションが抜けるリスクがある為普段はあまり使用したくないポンピングで少々強引に真鯛を浮かせに掛かります。
10mほど巻き上げた所で急に走られますがこちらもATDドラグがしっかり対応してくれます。
そこからは一進一退の攻防が続きますが、船内の皆さん根掛かりやおまつりがないよう仕掛けを上げて応援して頂き、残り20mほどまで巻き上げますがここでも最後の抵抗(汗)
走りはしないなか、首を大きく振って抵抗しますがそこは紅牙テンヤゲームEX H-235を常に曲げてファイトしていたのでしっかりクッションの役割を果たしイナして事なきを得ます。
そしてついに水面に姿を現し、無事にネットイン!!
見るからに自己記録更新サイズです(笑)
ランカースケールには入りきらないモンスターサイズ!!
測定結果は85㎝!!!
余裕で自己記録更新のモンスターサイズキャッチです!!
大きさだけは運がないと取れないと思っていましたが、運、チャンスをしっかり掴む確率を上げる為にしっかりと信頼できるタックルを使用することも大事だなと実感した一枚となりました。
ロッド、紅牙テンヤゲームEX H-235
リール、モアザン LBD 2510PE
リーダー、紅牙リーダーEX タイプF 3号
テンヤ、紅牙タイカブラTG15号(ビビットピンク)
こちらのモンスター真鯛は写真撮影の合間も海水を掛け続けたりと状態も良かった為リリース。
しっかり元気に海に帰って行くところを確認できました。
リリースする個体は、写真撮影の際はフィッシュグリップST225などを使用しエラに手を入れたりせず(エラに手を入れると出血の原因となったりするため)撮影をお願いします。
横持ちする場合は肛門付近を持つと背びれが立つので綺麗な写真を撮ることが出来ます!!
浮袋が出ている個体もネットに入れて海中に入れ口に海水を押し込むように何度か潜らせてネットから出すと海中に潜りやすくなるようです。
大型になるということは、それなりの遺伝子をもっているのではないかと思いますのでまた大きくなる子孫を残してもらえるように私は極力大型の個体はリリースするようにしています。(あくまで持論ですが)
リリース後こちらのポイントも潮が飛び始めたため移動となりました。
その後は砂地の60m~70mや80m~90mのポイントを転々とする展開に。
同船の皆さんももちろん良型真鯛を続々とキャッチされていました。
田中さんは2日連続釣行!!
タイラバでパターンにはめて連発されていました。
川本さんもしっかり良型キャッチ!!
植野さんも後半は連発!!
BIGMAMAの健太君、康太君はひとつテンヤも良く釣るのですがこの日はタイラバ縛りで楽しんでいました!
澤田君はひとつテンヤで!!
私も午後から連発の時間があったり。
少しアタリが出ない時間帯には砂地エリアで威力を発揮するボトムパンプから機敏にシャクリ、リアクションを入れたあとのテンションフォールでアタリを出したりとで対応!!
最終的には、85cmを頭に7枚の真鯛をキャッチすることが出来て、2020年非常に良い形で締めくくることが出来た釣行となりました。
この日も、楽しい一日をサポートして下さった愛裕南丸勝山船長、同船者の皆様ありがとうございました。