アングラー:畑口 将大


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2020.7.30

アコウ~真鯛のひとつテンヤリレー釣行!!

7月19日

この日は、いつもお世話になっている慶丸さんが船を乗り換えられての初の乗り合い出船ということでひとつテンヤでアコウと真鯛狙いで急遽お世話になることに!

 

 

 

航海機器も各種最新のものを搭載し、船体自体が大きくなったので荷物があっても釣り座も広く取れることはもちろん、各釣り座に常時海水が出るホース設備を整えエビや釣った魚を入れる生簀を用意してあったり、前方の釣り座にもオーニングが設置されてこれからの暑い夏場には嬉しい設備ですね!!

手摺の高さや位置にもかなりこだわって作られていて非常に快適に釣りを楽しむことが出来ました!!

 

 

 

一応午前はアコウ狙い午後からは真鯛狙いのリレー釣行ということでしたが、あくまで確率が増えるポイントへ移動するだけで両ポイントアコウと真鯛が混ざるのがおもしろいところです。

 

使用タックルは

ロッド、紅牙テンヤゲームEX H-235

リール、トーナメント ISO2500SHLBD

ライン、UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2 0.8号

リーダー、紅牙リーダーEX タイプF 3号

テンヤ、紅牙タイカブラTG 10号

紅牙タイテンヤTG 10号

と信頼のタックルで!!

 

 

この日は潮周りが大きく普段アコウ狙いで入るような深いエリアでは潮が飛びすぎて釣りにならないということで比較的浅めな60mくらいの水深で潮の緩いポイントがメインだったので10号のカブラやテンヤを多用しました。

 

 

着底後糸フケをしっかり回収し底を引きずることがないようリフト&フォールでしっかりテンヤを動かしてアコウへテンヤの存在をアピールさせてテンションフォールでバイトの間をつくるとガツンとひったくるようなアタリが!!

 

 

 

 

 

小型サイズが多かったですが船内トリプルが2回あったりと皆さんも良く釣られてました。

 

そして今回はこちらの紅牙タイテンヤTG 10号チャート夜光/ゴールドラメでアタリが連発!!

 

 

 

連日の豪雨で海の濁りがキツイので効果があるかなーと思い使用したのですがその読みが当たったのか、アコウさん実は夜光カラーがお好きなのか、たまたまなのか(笑)

真相はアコウさんに聞いてみないと分かりませんが、この日は本当にアタリ数に違いがありましたね!!

 

小型連発でしたが同船者の方にはポツポツと良型のアコウや真鯛が上がって来ます。

私も良型アコウを狙い誘い続けるとまたしてもテンションフォール中にひったくるような強いアタリが!!

フッキング後に強めの引き込みがあり少し良型サイズの手ごたえがありましたので、ポンピングで一気に根から引きはがします。

ある程度浮かせることができたのであとはテンションが緩まないようロッドをしっかり曲げて巻き上げます。

良型になればなるほど船が視界に入ると水面近くで暴れますのでネットインまで油断は禁物です。

 

 

特大サイズではありませんがぼちぼち良型サイズをゲットです!!

 

 

 

アコウの釣果もある程度でて潮も複雑になり始めたタイミングで少し移動し今度は真鯛を狙うことに!!

 

 

 

そこで私に良型カサゴがヒット!!親針がっつりフッキングしていたのですが、手で外せるだろうと安易に外した瞬間勢い余ってカサゴの背びれが指にグサり(汗)

やっちゃいました。。

オニカサゴやオコゼなどのようなどうにもならないほどの痛みではないですが、普通のカサゴの背びれにも微量ながら毒がありズキズキと痛みが(T_T)/~~~

 

しかし何年か前に海水浴で友人がハオコゼを踏んでしまい猛烈な痛みに襲われたことがあり対処法を調べ尽くした経験がいきることに!

その対処法とは患部を洗浄後、熱すぎないお湯で患部を温めることです!!カサゴやオコゼなどの毒はタンパク質で構成されている為温めることで毒素を分解し失活させることが出来るそうです。

最近では遊漁船でもカップラーメン用にポットが用意されていることも多いと思うのでお湯も手に入りやすいと思います。

 

釣りを中断して久保船長にポットをお借りし患部を温めること1時間くらいでようやく痛みが引いたので釣り再開できることが出来ました。

 

今回私はカサゴの微毒であった為応急処置のお湯で痛みが引きましたが、毒の強い魚に刺された場合など痛みが引かないときなどは万が一に備え病院に行くことをお勧めします。

 

とにもかくにもまず刺されないようカサゴやオコゼ類はプライヤー(アルミプライヤー200Hロックなど)を必ず使用して針を外しましょう。

 

本当に痛いですから(涙)

 

痛くて痛くて様子やカサゴの写真を撮る余裕はありませんでした!!

 

さてそんなこんなでかなり時間をロスしてしまい実釣時間は残りわずかに。。。

 

紅牙タイカブラTG 10号に急いでエビをつけて投入!着底後少し誘いを入れてステイした瞬間に小さなかすめるような前アタリが手元に出伝わります。これはチャンスと強めのシャクリで誘いテンションフォールで間を作るとフワっと食い上げのアタリが!!

ラインスラッグを巻き取りながらのフッキングで掛かってくれました!!

数度の引き込みと首振りをイナしながらファイトを楽しみ無事に真鯛ゲット!!

 

 

まだ少し指に痛みがあり顔が暗いですが(笑)

内心はホッとした一枚!!

 

この最後のタイミングで時合い到来なのか船内も賑やかに!!

 

 

マゴチに!!

 

 

アコウに!!

 

 

しっかり真鯛も!!

 

私も再度急いでテンヤを投入!!

底を取り誘いを入れステイするとまたしても前アタリが!!

今度はタイラバの要領でゆっくりハンドルを巻いていると3mほど巻いた所でギュンっと竿先が引き込まれます!!これは即アワセのフッキング!!の決まった瞬間から重量感と大きめの首振り!!

紅牙テンヤゲームEX H-235のバットパワーを活かして主導権を渡すことなくプレッシャーをかけ続け難なく上がってきました!!

 

 

流石に良型ゲットで笑顔です(笑)このころには指の痛みも忘れていましたが!!

 

この魚を釣り上げたところで納竿となりました!!

 

アコウに真鯛に釣ることができしっかりひとつテンヤを堪能した一日となりました。

 

 

この日も楽しい釣行をサポートしてくれた慶丸の久保船長、同船者の皆様ありがとうございました。