アングラー:畑口 将大


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2020.2.22

New紅牙テンヤゲームMXに鱗付け

2月2日

暖冬の影響なのか、1月に入っても良い釣果に恵まれていた野忽那諸島周りの真鯛も、水温がなかなか安定せず、かなり渋くなってきたというこの時期に、価値ある一枚を求めて今回も愛裕南丸さんへお世話になって来ました。

 

そして今回の釣行では、この度新しく発売されました紅牙テンヤゲームMXを使用しました。

 

最近では各地域で新しいスタイルが確立されたりと発展目覚ましいひとつテンヤ釣法ですが、さらに各々の好みもあったりとロッドセレクトが難しくなっているなと、感じていました。

そこに紅牙テンヤゲームMXは、メタルトップ、メガトップ、チューブラトップの3種類の穂先がありその中にもベイトモデルがあったりと全部でなんと12機種発売になります。

 

2m25㎝と従来のテンヤロッドより短い機種や、XH表記のパワーのある機種等々、新たな機種も加わり大きく幅が広がった紅牙テンヤゲームMXシリーズ。

既に店頭にも並び始めていますし、読んで頂いてる皆様にも、各地域のスタイルに合わせ各々好みのロッドを選び、ひとつテンヤをさらに楽しんで頂けると思います。

 

その12機種の中から私が選択したのは、XH-230です。

MXシリーズの中でも一番バットパワーのあるこの機種ですが、軽量なチューブラを穂先に使用されている為か持ち重り感を感じることもなくフッキング動作時にも、非常に振り抜きが良いと感じました。

2m30㎝と少し短めな長さも取り回しがよく誘い等が行いやすいです。

普段瀬戸内西部エリアの70mよりも深いエリアや、15号などの重たいテンヤを多用する私にはマストアイテムになりそうです。

 

 

(少し見えづらいですが、水深70mテンヤ15号使用時の状態です)

 

リールシートも、エアスラッシュリールシートが採用され、見た目にもカッコいいのはもちろんのこと、ブランクスに指をかけることができるので手感度も取りやすくなっています。

指をひっかけて握ることが出来るので、私は非常に握りやすく感じました。

 

 

 

そしてこの日は晴天、ベタ凪の絶好の釣り日和の中、船はいつも通り野忽那諸島方面を目指し走ります。

 

 

最初のポイントは水深約70mの砂地エリア。

テンヤは紅牙タイカブラTG 15号を使用。

この日も元気な活エビを使用します。

 

エビはこのような感じでセットしてます。エビロックもしっかり刺します。

 

 

活エビは、親針にセットしていても、跳ねてズレてしまうことが多々ありますがズレるとまずアタリがありません。

水深の深いエリアでエビがズレてないか心配になって確認の為に回収となると、時間も体力もロスしますし、チャンスを逃してしまいがちです。

そこでエビロックをしっかり刺し固定することでそのような心配をすることなく安心して釣りを続けれます。

他にもエビロックのメリットは沢山ありますが、長くなるのでまたの機会に、、、

 

 

最初のポイントでは、小さいアタリ(恐らくゲスト)はあるのですが、なかなか本命の真鯛を釣り上げることが出来ません。

 

そんな中船内では、同じくひとつテンヤを楽しまれている方に真鯛がヒット!!

 

 

綺麗な真鯛が上がり船内が活気づくのは言うまでもありません。

その後もぽつぽつと真鯛が追加されていましたが、このポイントで私はノーヒットでした。

 

少し移動し、水深80mの砂地エリアへ。

しばらくすると、勝山船長より底から10mくらい上にベイトらしき反応がありますよーとアナウンスが!!

 

底付近でアタリもなかったので、ゆっくりリールを巻き約10m上げた所で、リフト&フォール。

そこでもアタリがないので、レバーブレーキのON,OFFを繰り返しラインを出しては、ロッドを上下し常にテンヤのテンションを感じながらフォールさせていると4~5m落とした所でフワリとテンションが抜けるアタリが出ます。

振り抜きの良いXH-230で即フッキング!!深い水深でもバットが負けることなくしっかりとフッキングできました。

フォールのアタリをしっかりフッキング出来た瞬間は本当に気持ちが良いです!!

少々ドヤ顔を見せながら慎重にファイトし上がって来ました。

 

 

食べ頃サイズの綺麗な真鯛です。

新しいロッドにしっかり鱗付けし、一安心です(笑)

 

 

しかし後が続かず、最近良型の真鯛が上がっているというポイントへ大きく移動します。

 

水深70m~50mにゆっくり浅くなっていく砂地エリア、ここではピンポイントを狙うというより、船を長い距離流し回遊している真鯛の群れに当てに行くイメージでした。

 

ボトム付近で小さくリフト&フォールを繰り返していると、少し小型ですが本命真鯛が釣れてくれました!!

 

 

これは続けて期待できるかも‼

と再度テンヤを投入しますが後が続きません、、、

魚探には、良い反応が映っているみたいですが、真冬の渋い真鯛はそう甘くはないみたいです、、、

 

ですがテンヤを10号と軽くし、よりゆっくりフォールさせたりしていると、ワニゴチやさらに小型の真鯛を追加で釣ることが出来ました。

 

 

そして同船者の方が65㎝の良型真鯛を釣り上げたところでこの日は納竿です。

 

 

この冬の時期に65㎝の価値ある一枚‼

 

次は私も良型真鯛を釣り上げれるようしっかり準備をしておきたいと思います。

 

この日も真鯛を探しだしてくれた勝山船長、そして同船者の皆様ありがとうございました。