アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2019.4.19

ITS’ a 超深海ワールドpart-2

ダイワ船最前線の深場最前線動画ロケで、熱海のお隣、伊豆山港の喜久丸さんからベニアコウ釣りに伺った。

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ご一緒いただいたのは、ダイワ石塚テスター。

今期絶好調のエリアでのベニアコウ釣りだけに期待度MAXだ。

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富士山をバックにこの日も快晴・べた凪。 深海釣りの神様から気に入られているのだろうか? 果たして釣果は如何に?

私的ジンクス「アホウドリが飛んでくればアコウ(べにアコウ)は釣れる!」。

アホウドリが5~6羽たむろしながら飛んできた!

序盤戦は小さなアタリはあるものの、上がってくるのはイバラヒゲにホラアナゴ。

でも、まだアホウドリは喜久丸の側に居る。

船長からこの日4度目の巻上げの合図。 本命らしきアタリがなく、高速で巻上げてきて仕掛けを回収に入ると、船長から「次、直ぐにやるから(投入の)準備して!」と。

ほんの少し船をスライドさせただけで「はい、やろう!」の合図。

投入後、着底まで約15分。 その間に先に上げた仕掛けを掛け枠に巻き直す。と、程なく着底。

ゆっくりと糸ふけを巻き取っていくと、竿先にテンションがかかり始めた頃にグングングンと明確なアタリがきた! そのままステイ。 少しすると、竿先にしっかりとテンションが掛かってきたので、ゆっくりと糸を送り出す。最初のアタリが本命・ベニアコウのアタリだと信じて追い食い狙い。

その時、お隣の石塚テスターからも「アタッタよ!!!」と威勢の良い声が響いた。

私は仕掛け全長分、約40m送り出したところでステイ。

ラインテンションが掛かり、竿先が少し曲がりこんでき始めると、竿先に1,000m以上先から魚信が伝わる。

船長から「上げてみよう!」の合図。

マリンパワー3000-24Vのレバードラグをフルドラグにし、先ずはスピード10程度で巻上げ開始。

10m少々巻上げたところで一瞬竿先がグッと入り込む。根掛かりか?と思った直後にグングングンと竿先を揺らしながらベリベリッと魚が底からはがれるような感触が伝わる。 「これは本命でしょ!!!」と期待が膨らむが、まだまだ半信半疑。

最初に着底した水深までくると速度を12~14程度に上げて巻上げる。

竿全体に重量感は見られるものの、果たして何が掛かっているのか???

650m付近でグイングインと一暴れ。

残り100mあたりで船長が船の向きを変え、ラインが船から払い出すようにしてくれた。

船長は次に起こる現象を既に確信していたのだ。

先ずは、石塚テスターの仕掛けが上がってきた。 仕掛けが払い出している。

何本かの針を手繰ると紅の魚体が海面にボッコリ浮かび上がった!

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私も。。。。。。。

祈る思いで巻き上がってきたリングを手に取ると、「軽い!!!」と感じると同時に仕掛けが潮先に払い出していく! 私より先に石塚テスターから、「ほら~、浮いた!浮いた!」との声!

更に、「もう一つ居る!!!」との声に思わず両手を突き上げバンザ~イ!!!

そしてそして、あろうことかその後にもう一つボコンと浮かび上がった。

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自身初のベニアコウ3点掛け。

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一番上のベニアコウはでっぷりと太った良型だ!

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最終の投入でも1尾追釣し、何と4匹ものベニアコウを釣り上げることができた。

喜久丸・松本早人船長と豊潤な相模湾の海にただただ感謝。

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この日の模様は5月中旬頃にはダイワ船最前線の深場最前線動画にアップされますので乞うご期待!