アングラー:田渕 雅生


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2025.8.25

「トンガリ根」のキンメ好調~稲取・晃山丸さんから



稲取港の晃山丸さんからキンメ釣りに行ってきました!
2:30出船。一路「トンガリ根」に船を走らせます。
今の時期は4:40が遊漁船の釣り開始時間となります。
4時過ぎにポイント到着。ゆっくりと支度を整え、投入の合図を待ちます。

1投目は水深260mの浅場から。
次第に空が明るくなってきました。

「根の荒い場所だから根掛かりに気を付けて」と船長からアドバイスをもらいながら、オモリ着底と同時に根掛かり。。。所謂「ホールインワン」。。。
しょうがないので、ステ糸が直ぐに切れないように徐々に糸を出しながら巻き上げの合図を待ちます。
この時にラインを出し過ぎると仕掛けの上の中オモリやヨリトリリングから根掛かりしてしまうことがあるので、決して出し過ぎないようにします。
船長からの巻き上げの合図。
パワーモードでフルドラグにして巻き上げ開始すると難なくステ糸が切れ「根起こし」完了。
すると、かすかに魚信が伝わりました。

下の方の針にキンメが1尾付いていました。 ラッキーです!

2投目にはすっかり明るくなりました。
この流しでは、オモリ着底後速やかに糸ふけを取り、10m程巻き上げてから再着底。
「ラインを張ったままアタリを待つ」を3回繰り返したところで竿先にキンメからの魚信がはっきりと伝わりました。
少しずつラインを送り出して「追い食い」を狙います。
何度か竿先にアタリが伝わり多点掛けを確信。
巻き上げてくると、

少し小振りながらもキンメの4点掛けでした。

仕掛け回収時には船べりのマグネットに針を順に並べて置いて掛け枠に巻き直します。(酷いおまつり等の時はできませんが)

さて、3投目は少し深い360前後のポイントに変えましたが、アタリは来ず。
そして4投目。水深380m。
根のきつい掛け上がりのポイントとのこと。
ここでも、オモリ着底後直ぐに糸ふけを取って、暫くの間はオモリトントン状態で根掛かりを回避します。
10分程経過して、水深360mまで来たところで突如キンメのアタリはきました!
掛け上がりのポイントということで、アタリがあってもそのままテンションを張ったまま追い食いを待つと、直ぐにアタリがきます。
今度は3m程巻き上げて再着底。
これを4~5回繰り返していると巻き上げの合図。
ずっしりとした重量感がありました。


3㎏超のクロムツ混じりでキンメ10点掛けができました!
こういう一撃があるからこの釣りは楽しいですね!


後半はアタリが有ってもなかなか魚が上がってきませんでしたが、大型クーラー一杯と、十分な釣果に恵まれました。

使用タックルは
リール:シーボーグG1200M
ロッド:マッドバイパー深海MH-195