アングラー:田渕 雅生


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2025.3.26

コマセ真鯛釣り~間口港・丸又丸さんから


丸又丸さんから久里浜沖の真鯛釣りに行ってきました。

タックルは
リール:シーボーグG300J
ロッド:リーオマスター真鯛S255

天秤:リーディングアームⅢ 1.6π×750㎜
ビシはFLサイズを使用

高棚で食わせることに一方ならぬ拘りを持つ「鈴木仁船長」
この日も水深50mでビシ位置25m前後の指示がメインでした。

前回はこのタナで1投目から「モーニングサービス」を数枚享受できたのですが、この日は「???」
モーニングサービスが無い。。。

通常の私の釣り方は、
朝イチは、指示タナの下8mまでビシを下ろし、5秒待って(ハリスがPEから離れるのを待つ)から3回に分けてコマセを振り出し、タナにビシ位置を合わせた時点でビシの中にコマセが残っていないようにします。(ビシに入れるコマセ量は常に6分目程度・・・入れすぎると出にくい)
タナを取ってからの待ち時間は1分半。
これを5回ほど行い、その間に次の項目をチェックします。
①エサ取りの有無
②ビシ内のコマセの残り具合(全部出したつもりでも残っていることがある)
③同船者のエサも取られているか?
④周りの船で釣れている人はいるか?釣れていればどの席か?

①でエサが取られているようならタナを1mずつ上げて、エサが取られるか取られないかの真タナを探る。
②朝イチの「打ち返しの釣り」の時はコマセを出し切った方が良いので、ビシには残っていない方が良いが、通常時のタナで3分~5分待つ時は回収時にビシにコマセが数粒残っているのが理想的。
③エサが取られているのが自分だけなのか、皆一緒なのか。エサの取られ方が、オキアミの頭だけスパッと切れているようなら真鯛の可能性大なので、タナは合っている。
④どの席の人が良く釣れているかが分かれば、底潮がどっちに流れているか判断できる。

「モーニングサービス」が一段落したら、ビシに詰めたコマセを半分出して、タナで半分残すようなコマセワークをして、3~5分間隔の手返しに変更。
エサ取りが多い時は、指示タナ下8mでコマセを全て出し切って、一気にタナ上5mまで巻き上げて、30秒待ってからデッドスローで「落とし込み釣り」をタナまで行う。
魚探を見なくても落とし込み釣りは成立しますよ。
エサ取りが少ない時は、1分毎に誘いを入れる。(竿を大きく振り上げてゆっくりと下げてくる)

と、ここまでが基本行動。
これでも食わない時は、「あの手この手」を試行錯誤しながら、その時々の状況に合った「方程式」を探し出します。
「方程式」と言っても、足し算と引き算しかないので、難しく考えすぎないようにしています。(例えば、10mのハリスが潮に馴染むと斜めになる。。。とかは考えずに、常に真下に降りていると仮定しているので、掛け算、割り算は使いません。)

「あの手この手」は、またの機会にご紹介します。



モーニングサービスこそなかったものの、「コマセマネージメント」と落とし込みの釣りを上手くはめることができて、この日も真鯛をゲットできました。
この日はイナダも元気で、アタリ多く、存分にコマセ真鯛釣りを堪能できました!
これからは「のっこみ大鯛」を狙える好機到来ですね!

大鯛の狙い方もまた後日アップしますね。乞うご期待!