剣崎沖の乗っ込み真鯛釣り～成銀丸さん、浜鈴丸さんから

2日間、剣崎沖の乗っ込み真鯛釣りを楽しんできました!
先ずは松輪港の成銀丸さん3号船から

6時出船。ポイントまでは航程10分程度です。このところのメインポイントは剣崎沖、吉の瀬の通称「ムケ」と呼ばれる1級ポイント。
平日でも多くの船で船団が形成されています。

タックルは
リール:シーボーグ300MJ
ロッド:バイパースティック2551
天秤:リーディングアームⅡ
ビシ:MDビシL80号
仕掛け:快適真鯛仕掛けSS

左舷トモの絶好の釣り座を確保できたと喜んでいたら、出船前に他船の船長達と立ち話している中で、「今日の風と潮だと左舷トモの席は厳しいよ。。。」とか。
「潮裏上等!」とばかり意気込んで張り切って釣り開始したものの、1投目から真逆の席「右舷ミヨシ」の2人がダブルヒット!!!
その直後に右舷胴の間席がヒット!
左舷は暫くしてミヨシと胴の間で1枚ずつキャッチしたものの、トモ寄りの釣り座は両舷ともシーンと静まり返り「蚊帳の外」状態です。。。
でも、真鯛の活性は悪くないのでそのうちトモ側にもヒットするだろうと余裕で構えていたのも開始から2時間まで。
依然、右舷前寄りにポツポツヒットがある中、こちらはエサすら取られない状態。
コマセを絞って待ち時間をしっかり取り、ハリスを若干伸ばしたり(12m⇒15m)とあの手この手を駆使し、色々考えながらトライ&エラーを繰り返している内、11時丁度に待望のヒット!!!
本日初めてエサが取られたのが本命真鯛でした!

決して大きい真鯛ではないですが、苦労の末に釣った真鯛はまた格別です!
そして終了間際の12時半過ぎにもう1枚追釣することができました。

嬉しい2枚の真鯛に安堵の表情が隠せません。

そして1日おいて2回目の釣行は同じ松輪港の浜鈴丸さんからでした。予てよりお誘いいただいていた仕立てグループに混ぜていただきました。



この日は右舷胴の間に釣り座を構えさせていただきました。前々日は右舷にアタリが集中していたので胴の間でも何とかなるかな?と思っていたら、私の日頃の行いが余程悪いのか?この日は船長も驚く程、前日、前々日とは真逆の方向に流れる潮。。。今シーズンこの方向に流れたことはなかったそうです。。。
またもや「潮裏」。でもこの日は6名での仕立て船ですから、潮裏でもチャンス有りのはず。
が、開始早々から左舷トモが4連荘とロケットスタート!そして右舷ミヨシ、右舷トモ、左舷ミヨシと続きました。

さて両舷の胴の間2人が出遅れた格好になりましたが、この日は時折エサが取られたいたので、慌てず焦らず、1投毎に状況分析しながら「最適」を模索しアジャストしていると、8時ジャスト(開始から約2時間)に待望のアタリが来ました!

ドラグを滑らすサイズではないものの、これで一安心。と、ここから「魚探に映る真鯛の反応があまり浮かなくなってきた」と船長。
指示タナが2m下がり、更に2m下がり(海面から23m⇒25m⇒27m)。
当然アタリも遠のき、皆さん手返しの回数も減ってきます。
「私の長い経験上、こんな時間帯こそ一発「大鯛」が食ってくる時合いなんです」と皆さんと談笑していると、左舷胴の間に2kgオーバーの良型真鯛がヒット!　これで全員安打達成。
そして程なく左舷ミヨシに強烈なアタリ到来!

上がってきたのは5.1kgの大鯛!この時期は皆このサイズを釣りたくて通うんですよね!おめでとうございます!
この大鯛が上がってくる際に私の仕掛けとおまつりしていて、ハリス交換して入れた次の投入で今度は私に強烈なアタリ到来!!!
一気にドラグが10m出されました。
船の反対方向に走るのでなかなかやり取りが大変でしたが、慎重にいなして無事タモに収まったのは4.2kgの大鯛でした!



白子がお腹一杯に入っていましたよ!

その後南西風が強まり9時半に早上がりとなりましたが、念願の大鯛を釣ることができて大満足釣行となりました。
「潮裏で粘り勝ち」といった2日間の乗っ込み真鯛釣りでした!