アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2022.1.13

赤魚、金目乱舞



九十九里・片貝港の正一丸さんからアコウ釣りに行ってきました。



4:30出船。ポイントは片貝海底谷。通称「片貝海溝」です。

使用タックルは
リール:シーボーグ1200MJ
ロッド:マッドバイパー深海H-195

航程1時間45分。 ポイント到着後暫くの間、船長が潮の流れを見ます。 その間に投入の準備を済ませ、6:30頃にいよいよ釣り開始!

水深400~450m程度。 仕掛けが着底したらしっかりと糸ふけを取って(20m程度巻上げ)再着底。
すると直ぐに竿先がクンクンクンと小さくお辞儀をしました。
少しだけラインを送り込むとまたアタリ! この時点でキンメらしいアタリだと判断。ドラグを緩めてズルズルとラインを送り込み(一気に出し過ぎないように)、船長の巻上げ合図で巻上げ開始。
シーボーグ1200MJのスピードモードで巻上げ速度18~20程度で巻き上げます。
上げてくると、やはりキンメがズラズラ~と付いてきました!(正一丸さんでは針数15本までとなっています)
アコウ狙いのポイントなのですが、時間帯によってはアコウ仕掛けにもキンメが先に食ってきてしまうほど魚影が濃いようです。

完全に日が昇って、じっくりアコウを狙えるようになってきました。
投入~仕掛け着底後、ラインを「張らず緩めず」の状態、所謂「ゼロテンション」で仕掛けがアコウポイントに入っていくようにしてアタリを待ちます。潮流の速さ、海底の起伏、船の流れ方、アタリの種類を聞き分けなければいけないので、ここが最も集中力が要るところです。

アコウのアタリは最初にガンッと竿先を叩いてからグングングンッと次第に小さくなっていきます。(潮流が緩い場合)
仕掛けの上部に食えばアタリはより大きく派手に出ます。上部に食ったと思ったら、直ぐにはラインを送り出さず、暫くそのままで次のアタリを待ちます。逆に下の方の針に食ったようなアタリではラインを送り出していきます。
アコウ釣りは、この連掛け(多点掛け)を上手くさせるのが醍醐味です!

これから5月頃までは群れが固まってくるので楽しみです!