アングラー:田渕 雅生


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2020.11.10

下浦沖でもテンヤタチウオ

横須賀・大津港のいなの丸さんからテンヤタチウオ釣りに行ってきました!

「太ちゃん」こと渡辺太吾テスターと一緒に「ショート船」に乗船(7:15出船-13:00沖上がり)
タックルは
ロッド:極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178
リール:シーボーグ200J-L
ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX∔Si 2号
リーダー:ディーフロン船ハリス200FX 8号×5m

朝一は港前の猿島回りからスタートです! 水深60m。

テンヤは、快適タチウオテンヤSS 50号  マイワシと紫ゼブラにイワシをセット。今年の東京湾テンヤタチウオでは鉄板カラーですね!
1投目、指示ダナは55m~50m。 55mまでテンヤを落とし、竿を小刻みに小さくしゃくりながらリールのハンドルを1/4回転巻き。
私がこの日使用した竿は8:2調子の竿なので、この誘い方をする時は斜め45°下向きに構えた方がやり易いです。
(因みにステイの間をしっかり取る「ストップ&ゴー」の誘いの時は、竿は水平に構えます)
50m付近に差し掛かった時に「コンッ」というアタリに思わず「即あわせ」でJOGダイアルON!
竿先がグンッと引き込まれギュギュギューンっとキックバックの激しい引き込み!!! ここは巻上げを止めていなして、
その後フワーっと上に泳ぐので最高速で巻いて5~6m巻くとまた強い引き込みがくるはず。。。。。???
そのまま引き込むことなくテンヤが上がってきました。 痛恨のバラシ。。。

やはり最初の「コンッ」はスルーしなければいけないアタリでした。
今回はたまたま一旦はフッキングしたけど、通常はテンヤのヘッドをアタックしてきたり、イワシの横から突っついてきたアタリのことが多く、あわせてもフッキングしません。

それを踏まえて2投目、同じようなタナでまたアタリがきました!
コンッ、コンッと2度のアタリを同じ誘いを続けながらスルーして、「ポンッ」と竿先が小さく跳ね上がるアタリでしっかりあわせると、イワシを下から咥えた所が支点となってテンヤの針がグサリッ!
教科書通りのアタリ方とあわせ方ができました!
JOGダイアルで巻上げスピードをコントロールしながら上がってきたのは110㎝オーバーのまずまずサイズ。

その後2本同様に連釣できて、今日は絶好調の日か???なんて思いましたが、そうは甘くありません。。。
ピタッとアタリが止まりました。
同船している天秤仕掛けの方々はポツポツタチウオを釣り上げているのですが、テンヤには全くアタリがなく。。。

暫くして、テンヤをミドルフックに変更しました。
カラーは、不夜城と紫ゼブラ。
不夜城で同じ誘いを繰り返していると、久し振りのアタリ!
焦らず、じっくり本アタリを見極めてシャープにあわせると今日イチのキックバック力!!!
真下に引き込まれた竿先がブルブルブルっと震えます!!! これは結構デカイよ!!!

ドラゴン登場!でした。 最近、私はミドルフックと相性が良いんですよね!
その理由はまた次回記してみたいと思います。

その後、このポイントでもう1本ドラゴンサイズを追釣し、10時半過ぎに下浦沖に移動。
11時下浦沖に到着。
水深150m。 タナは140m~125mとのこと。
いなの丸さんでは天秤仕掛けのお客さんとテンヤのお客さんを釣り座で分けているので、おまつりは殆どありませんでしたが、50号テンヤでは80号~100号のオモリを使用している天秤仕掛けよりも落下速度がかなり遅くなるので、増しオモリをヘッドの上に装着すると良いかと思います。

こちらでの1投目、120m付近からフォールであたってきます!!!
130mで止めて2~3回小シャクリを入れるとしゃくっている最中にフッキング。
85㎝前後のタチウオです。
次は120mで止めて誘いを入れるとまた直ぐにアタリ。しっかり本アタリを見極めてからしっかりとあわせを入れました。
水深がある分しっかりとあわせを入れた方が良いですね。
次は115mから誘い始めると110mで良いアタリがきました! 明らかに引きの強さが違います。
110㎝級の良型タチウオでした。
下浦沖にも良型居ますね! 
ただ、小型タチウオの群れ方が半端ない!
掛け損じや巻上げ途中でのバラシも多かったですが、それでも下浦沖での実釣2時間で20本以上釣れました。

テンヤタチウオ釣りのアタリの取り方や本アタリの見極め、あわせ方等を練習するには持って来いの状況ですね!

これからは久里浜沖も状況が良くなってくると思われます。
また、湾奥でもドラゴンが上がり始めた様子。
益々タチウオ釣りが面白くなってきましたね!