アングラー:田渕 雅生


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2016.3.25

南房ヤリイカ

千葉県安房郡鋸南町・・・・・この地名の読み方分かる方は相当の沖釣りフリークです!(笑) 特にイカ釣りの!(勿論、カワハギでも有名ですよ!)

そう、内房・勝山港の萬栄丸さんにヤリイカ釣りに伺ってきました。

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この時期、出船は6時なのですが、ここ数日ヤリイカが好調に釣れてるとあって、皆さん早朝から準備に余念がありません。

萬栄丸さんでは4時半過ぎには船長が船着場に来られて、船のエンジンを始動させ、写真のように煌々とライトを点けてくれます。(今乗船しているのは船長さんや上乗りさん達です)

船への乗船は、必ず受付を済ませて船長さんのOKがでてからにしましょう。

 

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この日のタックルは、ロッド:極鋭ヤリイカAGS167TUNEシーボーグ500JーIKATUNE

メガセンサー12ブレイド4号です。

11cm角直結12本仕掛けでスタートしました。 使用錘は150号。

 

6時出船。 一路、洲崎沖を目指します!

 

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萬栄丸さんのスーパー上乗りさんとツーショット!!!御歳85歳!現役バリバリです。

萬栄丸さんでは、イカ船には必ず上乗りさんが乗船してくれて、おまつり解きは勿論、初心者の方々への懇切丁寧な指導、アドバイス等至れり尽くせりで面倒をみてくれます。

しかも船長をはじめ乗船スタッフ全員がライフジャケットを常時装着していて安全面に気遣われているなと感心しました。

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後半は洲崎を回りこみ、白浜沖でヤリイカが好調に釣れました!(画は途中経過です)

 

外房エリアは、前日午後からかなり海が悪かったらしく、この日も大うねりに加え北東10m超の強風で、釣りづらかったです。

水深150m~190m うねりのせいか、漁探に映る反応は底べったり。

このようなうねりの大きい状況下では、仕掛け投入時にラインテンションが一定になりにくく、リールのラインがバックラッシュしやすくなるものですが、シーボーグ500J-IKATUNEはラインテンションを一定に保ちながら仕掛けを送り出していく自動糸送り機能が搭載されていて、この日もバックラッシュは皆無でした。その結果、当然仕掛け着底も早く、着乗り多点掛けを何度かやれました!

また、極鋭ヤリイカAGS167TUNEは着底直後のヤリイカの僅かなアタリ(と言うより「触り」)をキャッチ。 ロッドをしゃくるようなあわせは入れずに、穂先を45度位に持ち上げ(これがあわせ)、間髪入れずに電動リールのJOGダイアルをON。9:1掛け調子の穂先(スーパーメタルトップ)が次々と追い乗りしてくるイカのアタリを捉え、穂持ちからバット部に徐々に重みが加わってくる。。。(至極の瞬間!!!) この際、水深が深い程、糸ふけが多く出ているので早めのスピード(500Jで10~15程度)で巻き上げた方が追い乗りしやすいです。

15mほど巻き上がれば通常巻上げのスピードに。(500Jで18~20程度)

当日のようにうねりが大きい時、私は巻上げスピードを通常より速くします(20~22)

巻上げ姿勢は竿先を目より上に上げ、船がうねりに乗り上げる時は竿先を下げる。うねりの谷に下がるときは竿先を持ち上げる。を繰り返します。最もイカがばれやすいのはうねりの谷に下がる時ですからリールはなるべく早めに巻いた方がテンションをキープしやすいということです。

今期もヤリイカ釣りはロングランで楽しめそうですね!

まだまだ肉厚で美味しいヤリイカ! 皆さんも如何ですか?