宮澤 幸則さんの記事
2008.6.2
古いスッテ・汚れたスッテ
『古いスッテ』といっても、大きく2種類の意味がありますね。
1.過去使っていて、新しい商品を購入して、最近は使わなくなったスッテ
2.イカをたくさん釣って墨が付いたり、布が破れてしまったスッテ
「1」は58・70mmスッテなど浮きスッテ類でしょうか。ただ実際これらも、ちゃんと働ける場はまだまだ残っていると思います。
★マルイカはスッテの頭近辺を抱きたがりますから、イカのサイズがいい時は小さいスッテより大きいスッテの方が足の根元付近にしっかり掛かる傾向があります。
★そのスッテでバリバリ釣ろうというわけでなく、コマセ角すなわちアピールスッテとして。
★みんなが使わないからかえってそれはそれでチャンスかも?
「2」はブンさんが先に書いていますように、『別色としてローテーション要員』として。
巻き物系統スッテ(ダイワなら、ウイリー巻き、起毛シャギー巻き)ってどうしても巻きムラが出ますから、結構同じカラーのスッテでも水に濡らしてみたら違う柄に見えます。
『なんか良く乗る巻き物スッテだなぁ』なんて感じたらその柄に要注意ですよ。
「1」.「2」に共通していますが、カンナの甘いスッテはNGです。あきらめて処分するか、カンナの巻き換えを行ってください。