宮澤 幸則さんの記事
2008.5.16
メタルトップに甘やかされてませんか?
極鋭シリーズで採用されているメタルトップ。
確かにグラスやカーボンソリッドでは出せない感度が感覚的にも視覚的にもアタリとして出ると思います。
また違った意味でのメリットとして、形状記憶金属だから『多少無理しても折れない』というところがあります。
ただし金属ですから絶対折れないわけではありません。クセがつかないわけではありません。金属疲労ってことで、度を超えれば折れてしまいます。
自分自身もカワハギ釣りの時から、『基本的に折れない・・・』って、巻き込みに関して最近無頓着になってしまっています。
マルイカ釣りで、直結ブラの仕掛けで穂先までスッテやサルカンを巻き込むようになって・・・。
最近特にそう感じています。
メタルトップにかなりの負担を掛けている。
グラストップの時は、このような極先調子の竿の穂先はもっと大事にして釣りをしていましたよね。
反省です。
おそらく、グラスやカーボン穂先の同じ調子の竿を使っていたら・・・、
何本の竿を『巻き込み折れ』してしまっていたかわかりません。
メタルトップに甘やかされて、知らず知らずのうちに穂先をラフに扱ってしまっている?!
極鋭をお使いのみなさま、今一度『巻き込み状態の確認』をしてみてください。
意外に仕掛けを巻き込んじゃってる自分に気付きます。
そして改めて、少しだけ昔のように穂先を注意して釣りをしてみてください。
よろしくお願いいたします。
みなさんの穂先、画像のように毎投入のたびに、こんなになってませんか?
必ず、巻き上げはハンドルが回ってしまうことも想定して、手前30cmくらいで止めるようにしましょうね。