待望の極鋭ゲームMC復活!
ワタシのマルイカ釣りにおいて、欠かせない極鋭MCゲーム。
7年前の竿ですが、いまなおファンが多く某オークションサイトでは、高値取引される事もあると聞いています。
人気の理由はなによりもその穂先のしなやかさと感度でしょうか。
かく言うワタシもMCなくしてマルイカ釣りは考えられません。
マルイカ釣りの場合、アタリを取るのは目感度が中心となります。目感度だけなら他にも優れた竿はありますが、肝心なのはノリ感度。
アタリが出て合わせたものの、巻きあげてみるとイカの姿は無く。。。そもそも掛け損ねたのか途中でバレたのかよく分からない。
そんな経験。ありませんか?
迷いは集中を欠き釣りが崩れてしまう。
また、巻きこみや糸がらみに起因する穂先の破損。これも厄介な問題ですが、メタルトップはとにかく折れにくい!
ワタシも相当巻きこみや糸がらみしてるんですが、いままで折れたことがありません!!
※穂先やガイドを痛める原因になるので巻き込まないようご注意ください。
そんなMCの後継機がこの秋(11月までに)発売されることになりました。
まもなく予約受付とのことですよ!
一足早く、試作サンプルを使う機会を頂いたので、使用感などご報告します。
まずは外観。
旧モデルとの比較~
30号を下げてみた比較。
左が旧モデル。右がNEWモデル。先調子となり穂持ちがしっかりした仕上がりになっています。
オモリを下げた場合、5号~30号推奨で目感度が一番出るのが8号と言う意味だそうです。
ゼロでオモリ負荷を消して釣る場合、40号でも使えます。
極鋭ゲーム MC-150 AGS
実釣レポ
松輪瀬戸丸より出船。ポイント城ケ島沖。
天候晴れ。南の強風とうねりで11時早上がり。
水深40~65m
40号オモリ使用。
仕掛け:幹糸4号5本ツノ 枝間1m 直結仕掛け
リール:エアド100H-L
PE:0.8号
うねりと強風と言うタフコンディションでの実釣となりました。150㎝と言う全長はどうかと思いましたが、誘いの後のステイでのアタリの捉え易さは旧モデルの長所を継承。
穂持ちが堅いのでアワセが強くなりすぎるのではないかとの懸念も全く問題なし。
むしろノリ感がUPした印象です。
前半は渋く、ようやく顔を見せたマルイカもマイクロ級でしたが、身切れする事もなくノリがしっかり把握できました。
途中でシーボーグ150Jにチェンジ。電動リールとの相性も確かめます。
全長150と言うことで旧モデル(ワタシは160を使用)に比べて持ちおもりが軽減され、操作性は向上しましたね。
宙でのアタリもしっかり捉え、タイムラグの少ないセッティングでフッキング性能も向上したようです。
AGSガイド搭載により穂先の糸がらみが大きく解消。
穂先が固定式になったことで、使用中に穂先が回ってしまう面も解消しました。
ブランクスがX45になっていますので、誘いの後のステイでのブレやねじれが解消し、より精度の高い釣りができるようになっています。
90分早く早上がりしましたが74尾とまずまずの釣果。
時間までやれていたら束は超えたかも?
家の中で触った印象ではちょっと硬めかな?と思いましたが、フィールド使用では全く問題ありませんでした。
むしろ、前述したようにノリ感度UPとタイムラグを小さくする効果があるようです。
期待以上の好仕上がりでした。
どなたでも入手可能な市販竿でありながら、名手が工夫を凝らして削り込んだ自作穂先と互角に戦える逸品だと思います。
折れにくいメタルトップゆえにシチュエーションを選ばず、耐久性は大きなアドバンテージ、魅力となります。
これは売り切れ必至か?お早目のご予約をお勧めします!