アングラー:前田 俊


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2014.1.25

2014マルイカ発進!

1月23日 松輪瀬戸丸から今期初マルイカに行ってきました。

実は夏のマグロ釣りで手ほどきを頂いたマグロ先生こと入江先生と、マダイ釣りに行く予定だったのですが、数日前からマルイカが釣れ始めたと言うことで、急遽ターゲットをチェンジしての出撃となりました。

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まだ、仕掛けも何も準備しておらず、入江先生と2人分のタックルを準備するには時間が足らず、自分の仕掛けは当日の朝、瀬戸丸待合でこしらえました。
前評判ではブランコが有利とのことながら、緒戦ゆえに。また準備の時間もないため、自分スタイルの直結で臨むことにします。

7:30出船。ポイント長井~佐島沖。水深110-140m。
タックルは極鋭マルイカAGS MH-147A +シーボーグ150DH-L PEはUVFハイパーメガセンサー0.8号。
直結6本スッテ。ドラゴンシンカーTG50号。

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周りにはマルイカ狙いの僚船が松輪、佐島、小網代、葉山、長井などから約15艘。
110mで第一投。コレは空ぶり。
船を回してもう一回。着底と同時にマルイカ特有のアタリ!慎重に巻き上げると胴長12㎝程のかわいいマルイカ。

入江先生も好調に釣りあげています。

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二度目、三度目・・ダブルもあり8連チャンでツ抜け。楽し――い!

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ブランコのお客さんは一度に3点2点と掛けています。そしてやはりブランコの方が型が良いようです。
この流しでブランコのお客さんは15杯ほど取ったみたい。

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隣の船ではほとんど釣れていませんでしたので、イカの群れが小さかったのかもしれませんが、瀬戸丸親方、朝から良い反応に当ててくれました!

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しかし、このとき周りの船が釣れていないのを見た親方は「今日は厳しいかもしれないな」と思ったそうです。

親方の予感が的中し、この後活性が下がりポツポツ拾う展開に。
活性の良い群れに当たった時。ワンチャンスに賭けた方が良いと考え、船上でブランコ仕掛けに作り替えます。

 

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アタリもなくなり船上で信吾船長のお嫁さん、ちぐさちゃんが刺身を作ってみんなで頂きました。
釣りたてマルイカの刺身、旨い!イイ凪。防寒着が厚く感じるほどの良い陽気。最高です!

後半、船団は城ケ島沖に移動。
ココでは周りの船がポツポツ拾っているものの、全員がブランコ仕掛けとなっていた私たちの船はアタリもありません。
成銀丸にはbunさん、ブチさん、新さんの姿を発見。様子を見ると良いペースで掛けています。

「これは・・・直結じゃないと拾えないアタリなのかも・・・?」と考えて再度仕掛けを組み直します。
これが功を奏して良型を3連チャン!

ここで時間終了~。18杯でフィニッシュ。入江先生も見事にツ抜け。
TOPはブランコのお客さんが25杯。以下21杯がお二人でした。

事前情報通りにブランコでスタートしていたら・・・あるいは自分の釣り。直結で通していたら・・・。もしかしたらもう少し取れていたかな。と思います。
仕掛けチェンジと言うギャンブルを二度も外してはやむを得ない結果でしょう。

後半は直結でないとアタリが取れない時間帯がありました。反面、朝の高活性時にはブランコは多点掛けのチャンスがUP。総じて型は明らかにブランコの方が良かったと思います。

この時季、直結か?直ブラか?ブランコか? はたまた混合仕掛けか?
状況を読みどう作戦を立てて攻略するか。

今回は裏目裏目となってしまいましたが、次回また作戦を立て直して臨みたいと思います。

技術の劇的な進歩によりハイパーメガセンサーのような細くて強いPEラインの登場。
それによって深場でもライトタックルでの釣りが成立するようになり、アタリ感度はもちろん圧倒的に乗り感度に優れたXトルクを搭載した極鋭マルイカ&メタリアシリーズ。そして小型電動リールとの組み合わせで浅場のマルイカと全く同じ感覚で「深場のマルイカ」を楽しめるようになりました。

個人的には既に「深場のマルイカ」と言う言葉すら死語になりつつあるのではないかと思っています。

さぁ!楽しいマルイカ釣りシーズンの開幕ですよ~!!