アングラー:前田 俊


BLOG TOP 前田 俊の記事一覧
前田 俊さんの記事
2011.12.26

目指せ!オールラウンダー

 12月23日(祝・金)

常宿の松輪瀬戸丸からカワハギ狙いで出撃しました。
 
 
もともと縦の釣りベースでカワハギ釣りを楽しんできましたが、自分なりに釣りの幅を
広げたいと考え、今期は横の釣りに挑戦しています。
 
集寄や中オモリ、ワンタッチシンカーを使った送り込み&寝かせ&たるませ&這わせ系の
釣法です。
 
この釣りのエキスパートは皇帝かやごん始め、数多くいらっしゃいますが、
ともだちでかやごんの弟分“かげごん”こと芦ちゃんや家元っちゃんが相当な遣い手なので、
彼らにアドバイスして貰いながら修行しています。
 
縦横網羅して目標はどんな状況にも対応できるオールラウンダ―。
四苦八苦する姿に常宿の船長たちには心配かけちゃうし、先輩たちからは「ひとシーズン棒に振るかも知れませんよ」との厳しい言葉も。
 
あぁ道遠し・・・。はてさて、どうなることやら(汗)
 
 
 
前回、前々回の釣行では、手ごたえを感じていたものの、和気あいあいのオフ会だったり
猛烈な強風下での釣りたっだために、イマイチ集中できなかったこともあり、今回は単独
でのマジ釣りです。
 
カワハギ乗合船は瀬戸丸21号船。鈴木信吾船長が操船を担当します。
右舷7名左舷6名で、私の釣り座は右舷ミヨシ。
 
まずは前日好調だった城ケ島沖40m付近から実釣スタート。
タックルは極鋭1332AirにNewスマックレッドチューン。PE1.5号のセッティングです。
 
 
仕掛けは枝間が下から10-15-15とし、下がパワーフック5.0号、中と上がパワースピード7.0号。
 
薄曇りで日が差さず相変わらず北風が強く寒いです。
 
オモリ着底後、竿一本分底を切り丁寧に誘い下げ、オモリ再着底後に段差をつけながらジワリ
と仕掛けを送り込んで行きます。
このときに集寄やオモリの重さを感じることがポイント。
竿先にハッキリ出るアタリのほかに、もたれのような違和感や糸ふけのぶれを感じたら聞き合わ
せると、ドドン!という感じで鈎がかりします。
 
刻一刻と状況が変わり、集寄や中オモリ、シンカーをこまめに変えながら、その時々の状況を
読み合わせて行く・・・。
ちょっとマルイカに似ているかも。
 
ピラピラ集寄を使って7~8枚ほど釣ったところで、痛恨のバックラッシュ。
手返し優先でブレーキを緩くしていたのが裏目に出ました。
 
ちょっと重症でスグに解けなさそうだったので、予備のリールにチェンジすることに・・・。
(いや~な予感・・・集中を切らさないように気持ちを切り替えます)
 
予備リールエアド100Lには新しい“ハイパー・メガ・センサー”1.0号を巻いてあるので、それに
合わせて竿もレッドチューンボトムにチェンジします。
 
 
 
途中のタックルチェンジがどうなのか?気になりましたが、結果的には感度抜群のこの組み
合わせによりより明確にアタリを捉える事が出来るようになりました。
 
10時を過ぎたころから一層潮流れが早くなり活性が下がって長い沈黙の時間にも集中を切らさないように・・・
 
 
11時過ぎてやや潮が緩むと、ワンタッチ・シンカーを打ってゼロテンション~少しマイナスへと
テンションを抜いた状態でのステイに反応するようになりました。
 
この時合いで数枚追加してここまで20枚。
 
 
残り1時間を切りましたが、活性が上がらないので信吾船長、意を決して毘沙門港前に移動。
これが英断でラスト高活性の反応を引当ててくれました。
 
海底の様子をイメージしながらピラピラ集寄(L)でユラユラと仕掛けを送り込むと早いタイミング
で餌を取ります。
 
 
このパターンを読んで聞き合わせて7枚追加の31枚でフィニッシュ。
 
 
自分としては、まだもう少しやれた感が残りましたが、PEや竿の違いによる感覚の差を経験でき
たし、それなりに手ごたえを感じて満足できる釣りとなりました。
 
次回は8㎝ハリスも投入してその効果や違いがどうなのか?試してみたいと思います。
 
20111223164821_22_web.jpg
久しぶりの(?)・・・・マジ釣りでしたが、凄く楽しかったです。
やっぱりカワハギ釣りは最高ですね!