アングラー:堀江 晴夫


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2012.11.4

<堀>10th Daiwa Kawahagi Open Final

 11月3日 2012年 ダイワ カワハギ オープン ファイナルに参戦してきました。

DKOが開催されて10周年を迎える今回の大会、タックルの進歩と共に、釣技の開示もあり、凄まじいスピードで底上げを感じるここ数年、5年,10年前の感覚でカワハギ釣りを考えていると、あっと言う間に追い越されてしまう。

そんなカワハギフリークが集結した激戦の1次、2次予選を勝ち抜いてきた2012 ファイナリストの皆さん。

東海地区予選を勝ち抜いてきた方の中には、なんと岐阜、広島から参戦してきた方も!頭が下がりますm(__)m

こんな方達とファイナルを戦える事をとても光栄に思います。

 

 会場は開国橋横海岸(鉄人28号海岸)
 

今回は10周年大会を記念して観戦ツアーを行いました。

初めての試みという事もあって、参加者を募った当初はその趣旨を理解されず参加者集めに苦労したようです。
(最終的には皆さんのお声掛け等もあり満員御礼(^O^)/)

しかし、大会終了後には「またやって欲しい」という声を多く聞きました。

釣りを楽しみながら、DKOファイナル船の臨場感をリアルに味わう!

私もそうだったのですが、予選敗退した年のファイナルの結果は本当に気になるモノ!

随時入るファイナル船の様子に一喜一憂しながら同じフィールドで釣りを楽しむ!

どんな感覚だったのでしょうか!?

来年も観戦ツアーを開いて頂けるなら私も参加したいと思います!
(出来るならまたファイナル船に乗りたいですが(^^)v)
 

そんな新しい試みもあり、大盛況の中行わなわれた2012 DKOファイナル!

結果、私は力及ばず4位に終わりました。

スタートは一瞬出遅れましたが、すぐに巻き返し良い戦いが出来ていたと思います。

しかし釣れない時間、掛けられない時間を長く作りすぎました。

途中、「迷い」も生まれましたが、今 思い返してみても私の選択は「間違っていなかった」と自信を持っていえるDKO2012ファイナルでした(^^)v (この順位が今の私の実力、まだまだ精進が足りません(>_<))

2012年 ダイワ カワハギオープン10周年記念大会を制したのは!

我らが林 良一さん!!!

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序盤、決して有利と言えない状況をポツポツ拾い、残り1時間の潮変わり、怒涛の追い上げをみせての大逆転劇!

同じ船最前線ブロガーとして大変誇りに思います!心から おめでとう!!!\(^o^)/

 

そして2位!鈴木 孝さん。

2次予選、ファイナルと近い席で釣りをさせて頂き、大変勉強になりましたm(__)m

ロングキャストを駆使して釣果を重ねる!そんな話は私の耳にも入っていました。

実際はそんな大胆な釣法の中に、繊細な微調整、タックルからエサのコンディション作りに至るまで、思わず唸ってしまうほどのこだわりがみえました!

2012年 DKO、私が一番影響を受けたスーパーアングラーです!!完敗です!おめでとうございます!(^O^)/

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3位 2011年DKOチャンプ 小泉 卓さん!

私が今回のファイナルで一番隣に座りたくなかった方!

何度見ても合わせの間合いが分からない、隣に座られたら自分の釣りが崩されてしまいそうな名手です!

連覇はなりませんでしたが、流石の腕前でした!おめでとうございます!(^O^)/

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この3人と同船できた事、その戦いに一瞬でも喰い込めた事は、これからの私の自信になりました!

 

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また1年、探究心を持ち続けて精進し、もう1段上の階段に挑みたいと思います。

2012ファイナリストの皆さん、船宿の皆さん、ダイワ関係者の皆さんお疲れ様でした。

そして今回、観戦ツアーに参加の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました(^^)v

出船前は応援の言葉、結果発表後は慰め&ねぎらいの言葉、大変感謝しますm(__)m

このブログを書いている日の朝、疲れは残っていましたが  とても清々しい朝を迎える事が出来ました。

悔しい気持ちはあるのですが、それに勝る晴々とした気持ち!

ここまで来たら来年はTOPを狙います!皆さんヨロシクです(^^)v

 

 2012チャンプ!2011チャンプ!4連覇チャンプ!揃い踏み~♪

2013年はここに並びたいなぁ~(^^)v

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そして ダイワカワハギオープンを語るのに欠かす事の出来ない方、大塚 貴汪さん。

この方の訃報を聞いたのは、10月30日 釣友から入っていたメールで知りました。

すぐには信じられなくて「どこの情報?」と疑いの返信を送ってしまいましたm(__)m

それが真実と知り、なんとも言葉にすることの出来ない寂しさに苛まれました。

釣りをエンターテーメントとしてとらえ、釣りの楽しさをビジュアルで伝えてくれた第一人者。

私の大塚さんとの思い出は、2007年DKO。

初めてファイナルに進み、当時 電車釣行をしていた私は、当日も京浜急行で久里浜に向かいました。

しかし、途中駅で人身事故があり、慌てて横浜駅に逆戻りし、JRに乗換え 久里浜に向かいました。

横浜に到着した時は大会受付時間に間に合うかギリギリの時間でした。

迷惑を掛けてはいけないと、当日のファイナル船だった山下丸に電話し事情を話すと、大会委員長の大塚さんが直接電話口に出て頂き「事情は聞きました 堀江さん 慌てなくても良いですよ 堀江さんが来るまで出船しませんから」との言葉を聞きとても安心できた思い出があります。

そして 本戦中、大塚さんとダイワの審査員の方の会話で
塚さんが「堀江さん?彼は上手いよ!」と漏れ聞こえてきたこと。

そんな言葉に少しの間、アタリをとるのも疎かになり、叩き誘いに力が入った記憶があります。あの時は嬉しかった~♪

そして奇しくも私が初めて出演者として参加させて頂いた「ザ・フィッシング」

30分番組の半分を大塚さんの金谷 光進丸でのカワハギ釣り、残り半分をダイワ船最前線ブロガーの洲崎 早川丸でのカワハギ釣りという構成でした。

私は放送を見て、こんな番組に出演させて頂けるなんてと感激したと同時に、この人(大塚さん)は本当に「見せる釣り」が上手い人だなぁと改めて感心しました。

「ダイワ船最前線ブロガ-」なんて事をさせて頂き、釣り番組にまで出演させて頂き、いつかは大塚さんとカワハギ釣りを一緒にしてみたい、沖揚がり後にはカワハギ釣り談義をしてみたい、そんな事を思い始めた矢先の訃報でした。

私たちの撮影が9月上旬、大塚さんの撮影が私たちの前日、そして亡くなられたのが9月中旬、とても釣りを楽しめる状態では無かったはず…それなのになんであんなに楽しそうに釣りが出来るのだろう?タックルの特徴を伝える事が出来るのだろう?

御自身の体調を悟り、亡くなった事を色々な気使いから伏せておくようにと、強く望んでいたとも聞きました。
 

この方こそ 釣りの楽しさを伝えるプロフェッショナル!
 

大塚 貴汪プロ ありがとうございました 安らかにお眠り下さい。