アングラー:林 良一


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2017.1.20

まだまだ熱い剣崎沖・カワハギ釣り教室

1月15日(日)、神奈川県久比里の巳之助丸さんにて、カワハギ釣り教室を開催させていただきました。

今回ご参加いただきましたのは21名様、いつも多くのご参加ありがとうございます。

当日は、この冬最大の寒気が南下、前日には雪がちらつき、夜明け前の車外温度は-2℃! こんな時は、船上の凍結にも要注意です。

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さて、釣り教室では、出船前にレクチャーを行っておりますが、当日は、剣崎沖のポイントを狙う想定でしたので、基本的な釣り方の他、根の荒い場所での釣り方なども交えてお話しさせていただきました。

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レクチャー終了後、大船長の操船で平作川を下り、スカッと晴れた久里浜湾へ、一路剣崎沖に向いました。

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ところが・・・

船が南下するに従って、西寄りの風が強くなり、大きなウネリの上に風波が立っている状態となり、航行中の飛沫に背中を向けながらポイントに向いました。

ポイントは、剣崎灯台を西に見やる、吉野瀬から続く根回りで、水深は20m前後からのスタートでした。

 

そんな揺れる船の中、船中第1号となるカワハギを釣り上げたのは「よんちゃん」こと松迫さん。開始早々から絶好調!すぐに2匹のカワハギを手にしこの表情です。

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「フジノさん」こと柳田さん。「なるべく遠近法を使って大きく撮ってね!」と、揺れる船上、頑張って撮らせていただきました(笑)

 

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「今日は1日宙釣りで通す!」と、初心貫徹の高橋さんは、宙で大振りなカワハギを選んで釣っているかのようでした。

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揺れる船上で、船酔いしながらも奮闘いただいた貞本さん。その努力が報われる瞬間でした。

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「きた、きた、キタァ~~!」と、良いサイズを釣り上げられた大屋 理恵さん。嬉しそうな表情が印象的です!

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舳2番の釣り座で、揺れに翻弄されながらも頑張っていただいた立川さん。流石でした。

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井上さんは初めてのカワハギ釣りだったそうです。でも、キモパンの大型をGET! やりました!!

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さて、開始から2時間余り、ポイント到着時よりも、やや凪いできた様子もあり、ここで僕もロッドを携え船を回ってみることにいたしました。

当日は概ね、昼頃に下げ止りの潮見で、それからは上げ潮となり、下げ止りの頃より釣りを始めました。

この頃より風が無い出来て、右舷大舳より釣りをスタート、軽くキャストしてオモリトントン、海底は砂地と判断し、ロッドを倒しながらラインを巻き取り、鋭くロッドを立てながらリールを一巻き、カーブフォール≒海底で横に動く仕掛け に興味をそそれらるカワハギをリサーチしました。

再度オモリ着底、感触から今度は根のようです。

そこで、揺れる舳先ではありますが、両腕も使いゼロテンションを維持。

愛竿1455のトップガイドのSICリングの断面径(約1mm)位を鋭く早く、それも重さのある振幅の目感度と同時に、ハリを噛んだ手感度で、30cm程跳ね上げる即アワセ。

直後、トップガイドの位置はそのままに、ロッドには心地良い重さが加わり、水底でカワハギが暴れて泳ぎ出す挙動が伝わってきます。

ここでロッドとラインの角度を90度付近に保ち、ATD(オートマチックドラグシステム)をきかせながらリーリング、時折訪れる、小気味よい引きに、思わず目尻が下がります。

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ロッド:極鋭カワハギ AIR AGS 1455

リール:スパルタンRT TW

ライン:メガセンサー 12ブレイド 0.8号

シンカー:快適船シンカーS/SR

ハリ:スピード 6.5~7.5号

 

そんな、カワハギがいて摂餌しても、極小さなアタリしか出さない、かなりテクニカルな様相が続きました。

 

さて、そんな様相の中、「マキちゃん」こと針谷さんがGET! この頃より風が凪いできて、釣りやすくなってきました。

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序盤、苦戦されていた貝吹きさんでしたが、ハリをサイズダウンして対応、その後はテンポよく釣り上げられていました。

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小さなアタリに果敢に掛けに行った佐藤さん。潮が効かず居食いするとき、枝間の中オモリが効くことがあります。

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これは良い型のカワハギです。最初「車を乗り替えたみたいで、慣れないなぁ・・・」とおっしゃっていた長島さん、見事にロッドを使い切り、この1枚です!

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揺れに苦戦されていた大石さんでしたが、海が凪げばこの通り! 小さなアタリに掛けに行っていました。

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これも良い型です! オモリの上の、ブレードをアピールして寄せるのが廣瀬流!? お見事です!!

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11月にもご参加いただいた初田さん。オモリを置く釣りをされていたと思えば、宙を狙ったりと、釣り方のバリエーションを増やしていらっしゃいました。

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後半は緩い上げ潮が差してきて、ここでまた食いが上がりました。

釣られた方で20枚、平均枚数も「ツ抜け(10枚)」を越えていたのではないでしょうか。

 

沖上り後は、当日の総評をお話しさせていただき、巳之助丸さんからは、お年賀のタオルとステッカーをいただきました。

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ご参加の皆さま、ありがとうございました。何か得ることはありましたでしょうか。

巳之助丸さん、大船長、お世話になりました。

今後巳之助丸さんでは、2月11日(土・祝)と、追加日程として、翌日の12日(日)に、カワハギ釣り教室を開催させていただきます。

まだまだ熱い剣崎沖のカワハギ釣り、是非御参加いただけたらと思います。

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