夏カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さん
毎年8月1日の剣崎沖解禁に合わせて訪れる久比里の巳之助丸さん。その時の模様は先に、2016 剣崎沖解禁カワハギ仕立てとしてリリースさせていただきました。
その10日後、8月11日(木・祝)に、同じく巳之助丸さんにて、「夏カワハギ釣り教室」を開催させていただきました。
今回ご参加いただきましたのは23名様。いつも多くのご参加ありがとうございます。
釣り教室恒例の、出船前のレクチャーでは、「エサ盗り名人カワハギではあるが、今は産卵直後、体力を回復する時期となり・・・」から始まり、産卵後のカワハギの生態とは? そんな時に有効な誘いは? ハリは? 仕掛けは? ロッドは?など、秋のトップシーズンとは違ったカワハギ釣りの解説をさせていただきました。
今回DAIWAより、今年リリースされた全ての極鋭のカワハギロッド5本をレンタルさせていただきました。
レクチャー終了後、大船長が舵を握る船は、解禁11日目の剣崎沖を目指します。
ポイント到着までには、カワハギ釣りで大切な、エサのアサリのハリ付けのレクチャーを個々にさせていただきました。
さて、当日の剣崎沖は小潮回り。潮の流れがほとんどない、浅場のポイントを見切った大船長は、最初から水深30m付近のポイントを狙います。
夏カワハギとしては深いポイントとなりますが、ごく緩やかに潮は流れているようでした。
砂地に根が点在しているそんなポイントで、わが身を癒すカワハギと対峙、ユックリとした誘いで機敏を伺います。
そんなポイントで、まず小型が秋本さんのロッドに。カワハギは、小型程掛けるのが難しいもの、お見事です。
川窪さんは中型をGET! 極鋭の鋭敏なティップが、そのアタリを捉えました!
何の釣りでも凄腕の矢内さん。久し振りのカワハギ釣りでも難なく釣り上げられていました。
奥様とご参加いただいた有薗さん。早々に釣り上げられこの表情、カワハギ釣りに自信が窺えます。
奥様も釣り上げられました。イエローのシンカーと、ヒラヒラスカートが効きましたかね! 旦那さんもタジタジです!?
「あっちゃん」こと小川さん。良い型のカワハギを手にしてこの表情です。去年から、随分と腕を上げましたね! 麦わら帽子が良くお似合いですよ。
タチウオ釣り教室にもご参加いただいた阿部さん。当日極鋭に持ち替えて、その感度にビックリ! カワハギは、ロッド、ハリ、ラインが命です!
佐藤さんは、釣りを始めて日が浅いながら、基本に忠実な釣りを展開し、毎回そこそこの釣果を上げていらっしゃいます。何でもそうだと思いますが、釣りも基本が大切。1ができないのに2や3に行っても、また1に戻ってしまうだけなのです。
奥野さんは良型を連発して釣り上げます! 何でも秘密のオモリだとか・・・。どんなオモリなのでしょう??
今回も動画撮影をさせていただきました。カメラマンの大さんが皆さんを撮らせていただきました。
このカメラ、小さくても高画質! 後日編集、ご注文いただいた方々に発送させていただきます。
さて、序盤から中盤、潮がきかないながら、潮見では潮止まりに近づいて行きます。
ごく緩いが上げ潮止りで、潮色は幾分澄み気味になりましたが活性は落ち、アタリが止まり出してしまいます。
こんな時は、弛ませる⇔沢山弛ませる の中の、沢山弛ませた後に長めのステイを入れたり、更にユックリと送り込んだりして、這わせ釣りも意識しながら、「止めていることが誘い」という考え方も取り入れ、元気がないカワハギとジックリと向き合ってみます。
この辺りで僕も、釣っている姿を見ていただく為に竿を出してみました。
先の、極鋭カワハギ AIR1455AGSの動画の一連の釣り方のをしていると、ヒラウチからオモリ着底⇒オモリパタパタ⇒ゼロテンション⇒マイナスに送り込み⇒弛ませる⇔沢山弛ませる の中に、一瞬「コンッ」と、カワハギが頭を振るアタリがありました。
この位置からマイナステンション、段付きで聞き上げて、もう一度アタリを聞いてから更にマイナスへ。
再度段付きで聞き上げると、重たく頭を振る=ハリを飲んでいる引き が手元に伝わってくるのでした。
中盤から終盤、大船長は吉野瀬付近に移動します。
風による上潮は効いているが、効かない下げ潮の為に二枚潮となり、釣り辛いが少しでもカワハギの活性が良いポイントを探してくれているようでした。
そこで大石さん、引きを楽しみながら上がってきたのはそこそこの型、これなら十分お刺身で行けますね!
「夏カワハギは秋と違って苦手だな~」とおっしゃっていた宮沢さん。でも、勘所を掴めばこの通り、お見事です!
若井さんは、二枚潮対策に、中オモリを重くして対応、見事結果が出ました。流石です!
栗原さんは「やっぱり、秋とは違いますね~」と、やや苦戦されていました。でも、今回の経験を踏まえて、次回は更なる釣果を目指していただけたらと思います。
池田さんは、桜の花びらをあしらったカスタムロッドで釣り上げられました。嬉しそうです!
山梨からお越しの吉田さん、極鋭AIR 1343AGS に持ち替えてすぐにカワハギを釣り上げられました! ロッドの重要性、ありますよね。
「またさん」こと猪俣さん。苦労して掛けた1枚にこの表情。だからカワハギ釣りはやめられません。
手堅くカワハギを釣り上げる鈴木さん。船バックのフタの裏には、釣果倍増の秘密の表が・・・
ピンクで決めている蝦名さん。これは中々良い型のカワハギです。何度もロッドを曲げていましたね!
夏カワハギ釣りのキーワードに、浅場で大型が釣れることがありますが、当日はやや深場の釣りとなりました。
残念ながら尺ハギは出なかったものの、20cm台後半サイズは何枚も上り、中には「デカイのを水面でバラシタァ~~」と大きな声で、嬉しいと悔しいとが一緒くたになった表情でキョロキョロしている方もいらっしゃいました。
潮の効く今週末、台風の影響で週中に海がかき回されると、また面白い展開になるかも知れません!?
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得ることはありましたでしょうか。
巳之助丸さん、大船長、お世話になりました。
今季もカワハギ釣り教室始動!
今年も去年同様シーズン終了まで、巳之助丸さん含め方々の船宿さんで、カワハギ釣り教室を開催させていただく予定です。