アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2025.10.18

深場に落ち出しました

今年の夏も酷暑が続きましたが、10月も半ばを過ぎると随分と涼しくなってきました。

ウエアーも短パンにサンダルからサロペットとブーツに替わるのもこの頃、水温が下がり出し、湾奥から狙える竹岡沖にカワハギの群れが固まり出したとの情報をキャッチ、えさ政さんから出船してきました。

 

カワハギ乗り合いは内木船長が担当、お客様は出船前の噛み砕いたカワハギ釣りのレクチャーに聞き入っていました。

 

 

いざ出船、車の車外計は17℃でしたが、曇りのせいか船が走り出すとヒンヤリとする体感で、小雨がパラついたのと同時に操舵室に避難いたしました。

 

今回メインタックルをLC、サブにそれより硬調なEX VSと軟調な湾フグを用意いたしました。

 

竹岡沖までは航程1時間15分程、大貫沖を過ぎた頃に操舵室から出て釣り座に着きました。

 

ポイントに到着すると水色はクリア、水深は20メートル台の後半、ユックリとした上げ潮(長潮)からのスタートでしたが、最初の頃は潮の流れが無く、10時過ぎから上げ潮がトロリと流れてくる感じでした。

天気は曇りでしたが断続的に雨が降り、北寄りの風が段々とおさまって行く日並みでした。

一投目からアタリがあったのですが、前回釣行の残りの塩漬けアサリが固く、それを食い千切りるようなアタリが来るのですが吸い込んでくれないようなのです・・・。

三、四投そんなアタリで掛けられないでいる間に塩漬けアサリを戻して柔らかくさせ、この辺りからカワハギが掛かり出しました。

 

LCを使いオモリ着底、ここでアタリが無ければ誘いをかけてみます。

誘い中でも誘った後でも、アタリがあれば即聞き合わせに行きました。

 

先日のキャスティング溝口店さんでもお話しさせていただきましたが、快適船シンカーSHは優れモノなのです!

活性の機敏を追いかけるカワハギ釣りですが、何かのきっかけで活性が急に落ちてしまう事があります。

そんな時はアタリも小さくなるため、ゼロテンションではこのシンカーが海底で寝ている状態でカワハギが摂餌すると、シンカーが横方向に転がるように動きアタリが大きく出るような感覚があります。

 

また近年増えているのがサバフグ。

サバフグは獰猛で運動能力が高く、ハリ掛かりしたトラギスを襲い頭だけにしてしまうことも・・・。

歯が鋭くハリス切れはしょっちゅう、ハリ掛かりすると幹イトを切られシンカーをロスト・・・、なんてことも。

ですので替えバリ、幹イト仕掛けの予備、シンカーの予備は十分にお持ちになった方が良いようです。

船中でサバフグが釣れ出すと内木船長はポイントを移動してくれ、その度にポツリ、ポツリとカワハギが上がるのでした。

 

もうちょっと釣り上げていた感覚(何匹ものサバフグを釣り上げたから?)でしたが、沖上がり前に数えてみてら26枚のカワハギと出逢えました。

 

少々雨降りの中の釣行でしたが、竹岡沖にカワハギが落ち始めているのを確認できる釣行でした。

えさ政さん、大船長、女将さん、内木船長お世話になりました。

次回は日曜日、カワハギ釣り教室でお邪魔致しますね。