アングラー:林 良一


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2025.5.25

強風時は硬めのロッドで!

先週に引き続き「潮の濁りは晴れたかな?」と、釣友の平子さんとえさ政さんへショウサイフグを狙いに行ってきました。

当日は北東からの風が強く曇天で肌寒く、この季節にしてはちょっと厚手の DR-6025 オーシャンレインスーツ を着て乗船いたしました。

 

VSエコバッカン(A)は大変便利、船上で出るビニール袋などのゴミをすぐに入れられ不意に飛ばしてしまうことを防げ、帰宅後は小袋をそのままビニールゴミとして捨てられます(仕掛けの台紙など、紙との分別は忘れずにお願いいたします)。

 

出船前まなぶ船長は「今日は風が強いから、風裏になる大貫沖に行きましょう」と出船、海堡までは順風でしたので快適な航行、変な水の濁りも無くなったようです。

1時間足らずで大貫沖に到着、だがしかし・・・、風裏になるポイントでは無く、ちょっと沖目のポイントからのスタートだったのでした。

第一海堡を間北に見やる場所でアンカリング、帰宅後海図を見てみるとそこは、浦賀水道航路に落ち込む縁辺りでした。

 

8時半に止まる緩い下げ潮でしたが、風で押される表層の潮の流れの影響があり、なおかつ穂先を叩く風で少々釣り辛い展開、一場所目は空振りで移動となりました。

ポイント移動後に平子さんにヒット! 聞けばやはり潮が流れている感じは無いととのことで、ちょっと厳しい展開が予想されるのでした。

 

艫の釣り座でしたので、舳先側に背中を向け風が緩い船尾部分に穂先を持って行くように釣り進め、潮の流れが緩い≒居食いの小さなアタリに神経を集中しました。

誘い下げからゼロテンッション、時折不規則なに揺れる船の挙動を相殺、ごく小さなアタリに極鋭湾フグ EXが孤を描きました。

 

ロッド:極鋭湾フグ EX

リール:アドミラ

ライン:12ブレイド0.6号

リーダー:ディーフロン200EX4号

カットウ:D-MAX フグカットウバリSS M

 

この日はサバフグが多く、平子さんも僕も、掛けると小刻みに頭を振りながら泳ぐサバフグに苦笑いだったのでした。

 

 

 

 

 

さて、風が収まらないのでロッド変更、EXよりも2段穂先が硬い(といっても柔軟で軟らか)メタリア湾フグ S-175・Jにロッドチェンジ、少々の風で叩かれても穂先がブレないロッドにしてみました。

すると穂先の振れは止まったのですが、そもそも穂先が硬い分、この日の居食いするフグの目感度アタリが出難くなってしまうかもしれないという懸念がありました。

でも、釣り進めて行くうちに、それも強風の中でも明確な目感度アタリに掛けに行けました!

 

ロッド:メタリア湾フグ S-175・J

リール:アドミラ A

ライン:12ブレイド0.6号

リーダー:ディーフロン200EX4号

カットウ:D-MAX フグカットウバリSS M

 

釣り上げたフグは資格を持った船長がさばいて身欠きにしてくれ白子も持たせてくれます。

 

前日は30度あった気温の反動もあり肌寒い曇りの1日でしたが、今一度メタリア湾フグのポテンシャルを再認識した日でもありました。

えさ政さん、大船長、女将さん、まなぶ船長お世話になりました。

今シーズン真っただ中の東京湾のショウサイフグ、微細なアタリにアワセると痛烈な横っ走りが楽しめます。