沖上がり10分前にバラシ、でもそこから・・・!
X-DAYも過ぎ? よい思いをされた方、又は悔しい思いをされた方もいらっしゃるかも知れないトラフグ釣り。
釣れ盛るピークは越えたかもしれない4月18日、えさ政さんの船上の人となりました。
この日はまだ暗い内に到着、宿越しの羽田空港が綺麗でした。
段々と明るくなり内木船長もいらっしゃり船へ移動、出船前には丁寧なレクチャーがあります。
出船、富浦沖まで1時間45分位航行します。
ポイントに到着するとそここにトラフグを狙う遊漁船の姿がありました。
今回は前日に乗船していた釣友からいただいた情報を元に、幾つかの釣り方を試してみることにいたしました。
早速第一投、朝一は船のどこかでポツポツと上がっていましたが、その後潮の流れが緩くなってしまいました。
この間僕は宙で、そして底で1回ずつアタリがあったのですがフッキングに至らず・・・、朝のサービスタイムは過ぎて去ってしまったのでした・・・。
そこからはジックリと、反応はあるのですが中々口を使わないフグとの勝負です。
今回は2.1mの長めのロッドを使ってみました。
仕掛けが着底した後トップガイドを下げ気味にしてラインを張り、ロッドを一気に頭上まで持ち上げ腕も伸ばし気味にすると、3mは仕掛けを底から離せます。
船長の反応のアナウンスもこの間が多く(時として5mなど)、その層をトレースして着底、アタリが出ました!
オモリを底から離す感覚で少し聞いてみると、ハリがフグの口の中に入って歯で噛んでいるガツガツという大きなアタリ!!
ロッドを煽ってアワセを入れると途端に頭を振りながらの暴力的な引きに変わりました。
上顎を貫きシッカリとフッキング、ジャンボトラフグ仕掛けのハリは鋭く丈夫、安心して使用しています。
ここまで3打数1安打、沖上がり10分前、かなり流れが緩くなってしまった潮・・・
「今日は1匹かな?」と頭の中で思っていると、「反応ありますよ~」とは船長からのアナウンス。
それではと、ロッド一杯仕掛けを上げて一瞬止め、下げっぱなにアタリ!
仕掛けの位置はそのままに50㎝程ラインを巻き込み聞き上げると何とも良いアタリにフッキング!
ガッチリと掛けたつもりが5m程巻き上げるとフックアウト・・・?
「まだ数分時間があるだろう」と、電動を最速にして仕掛けを巻き上げエサ付けして投入、10m、20mと沈んで行く仕掛けを表すカウンターを見ながら75mでサミング、ラインを張りながら仕掛けを着底、そこからまたロッド一杯上げて止めるとアタリ!
同じ層にまだフグはいたようでした!!
今度も仕掛けは定点に置き1m程ラインを巻き取り聞いてみた直後にJOGアワセ、これが決まって2匹目を釣り上げることができました。
この日はトップ3匹、船中平均は0.8匹、僕は5打数2安打でした。
そうそう、先週釣り上げたトラフグの白子なのですが、1/3程はたいてしまったのか、何だか張りのない白子だったのです。
でも今回の白子はパンパンに張っていました!
と言う事は新しい群れが入って来ている? 今季はロングランの予感??
また、身は新鮮なうちに真空パックにして冷蔵、GWに釣友が仕立てたシロギス船にご参加くださるスペシャルゲストさんへと思っております。
さて、今季もう一度トラフグ釣りへと思っておりますが行けるかなぁ・・・?
来年はオープン募集のトラフグ釣り教室も開催したいと思っております。