東京湾の夏タチ本格化!・タチウオ釣り教室
「この頃なら浅場で夏タチが始まるのでは」と、7月末にセッティングしたタチウオ釣り教室ですが、前日の土曜日は富津沖で反応があり、小型の数釣りといった夏タチウオが本格化しました!
そんな翌日、えさ政さんでのタチウオ釣り教室は、前日舵を握った柳沢船長とのことで、朝から心強いばかりでした。
皆さまお揃いになりレクチャーを開始します!
これはえさ政さんの常連である大熊さんに作製していただきましたタチウオの頭の剥製を用いての解説です。
タチウオの習性などをお話しした後はタックル、釣り方などについてお話しさせていただきました。
レクチャー終了後に女将さんのお見送りを受け出船、柳沢船長は深場で浅ダナの走水沖か、はたまた浅場の富津沖か、どちらに船首を向けるのでしょうか?
出船してすぐに、大切なエサ付けを個々にお伝えさせていただいております。
航行すること1時間足らず、富津沖のポイントには多くのタチウオ遊漁船の姿がありました。
緩い下げ潮の流れ始めから開始、水深15mという浅場の底から2~3mに好反応です!
すぐにバタバタと、この時期特有の小型タチウオが釣れ出しました!!
朝からほぼ入れ食いモードです!
投入毎にアタリがある様相で、アタリがあっても掛からない場合はエサのタラシ部分を切られていることが多く、エサを付け替えてすぐに投入、モーニングサービスに乗って行きます!!
この高活性時に硬調ロッドを試してみました。
浅い水深であり、タチウオの反応も2m位と狭いため、特にその層の中をユックリと、でもシッカリとエサをアピールさせながら通過させているとアタリ!
硬調ロッドゆえ小手先で跳ね上げると掛かりました!!
開始から1時間半位は潮の流れが緩やかに速くなり活性が維持していましが、流れが緩くなって行くと段々と難しい釣りになって行きました。
渋くなってきた≒エサを一気に食い込まなくなってきた時には、ハリスに弛みを出し、なおかつ下からエサを追うタチウオによりエサをアピールし食いやすくするノーテンションフリーホールが有効で、同時にロッドも標準的な軟らかさのものに替えました。
後半は心地よい南風に吹かれながらの釣りとなり、タチウオ釣り初めての方でもツ抜け、トップは40本に迫る釣果でした。
そんな南風に押されるように、夏の東京湾の景色を眺めながらの帰港でした。
下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただいております。
ご参加ありがとうございました。これから増々盛り上がる夏タチウオ釣り、是非また挑戦していただけたらと思います。
えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、中村さん、この度もたいへんお世話になりました。
今後しばらく一般募集させていただいている釣り教室は少しの間お休みさせていただきます。
再開の折は RYO’S METHOD ブログ にてご案内させていただきます。