林 良一さんの記事
2022.2.1
水温が上がった竹岡沖ですが・・・
1 月20日頃より、東京湾のカワハギ釣りの大場所である、千葉県竹岡沖の水温が上がっています。
1月上旬は12℃台位だったのですが、下旬近くになると17℃位になってきています。
ただこれは表水温ですので、カワハギが生息する底付近の潮の温度ではないのです。
先日はえさ政さんより出船、そんな竹岡沖でカワハギを狙ってきました。
竹岡沖に到着するとちょっと北風が強い様相でしたが、湾フグロッドを使ってもそう柔軟な穂先はブレず、微細なアタリを取って行けそうな海況でした。
潮がほとんど流れない中、居食いしてアタリを出さない個体も多く苦戦しました。
キャストしても定点で誘いを掛けて待っているといった釣りを展開、掛りが浅くバレてしまう個体が多い中釣り進めました。
竹岡沖は広大なポイントのですので、推測に留まりますが、底潮まで温かくなっている場所が疎らなのか、底潮が低水温のままの場所なら当然活性が低く、底潮が温かな潮となり順応していると高活性なのではと考えられます。
この日は巻き上げたオモリも冷たく、越冬状態で低い活性の個体と対峙することが多く、ムズ楽しいのですが残念ながら釣果は振るいませんでした。
生息域が自然環境ですので、そこはそれで魚目線での考え方、魚に合わせた釣り方が大切になってきます。
えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長お世話になりました。
山下さん、卓也くん、難しかったですが楽しい釣りをありがとうございました。
帰りに女将さんが羽田名物のもつ煮込みを持たせてくれました。
これで躰を温め、翌日はそんな課題を携えまた竹岡沖を攻めに行くのでした。