アングラー:林 良一


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2021.11.9

大型モンゴウ乱舞!・エギスミイカ釣り教室

地元の荒川沿いに桟橋がある松陽丸さん。

 

スミイカは秋になると比較的浅い砂地で釣れ盛り、エギングでは、正確なタナ取りを繰り返す中で、エギを捉える触腕と8本の腕の挙動が目感度アタリで、その後の重みが伴ったモタレがアタリとなります。

そこですかさずアワセを入れると「ドシン」という衝撃とがスミイカの乗りで、タナ取りは「静」、掛けると「動」となる釣りなのです。

 

釣り教室ではレクチャーを行っております。

 

松陽丸さんでは乗船前にレクチャーを行い、スミイカのポイントであるとかタックル、釣り方では特にハリスの長さとタナ取り、気になるエギのカラー、取り込み方などについてお話しさせていただきました。

 

 

 

レクチャー終了後に出船、間門船長は一路中ノ瀬を目指しました。

 

当日は下げ潮からスタートフィシング、北寄りの風でしたので船はユルリと下がって行き、艫側の釣り座よりフレッシュなポイントに入って行きます。

ところが最初に上がったのは舳寄りの方、そしてその後が続きません・・・

 

実績ポイントを流し替えて行きますが、中々ヒットに繋がりません・・・

潮変わりを前に富津岬の向こう側の大貫沖に移動、下げ潮止まりから上げ潮を狙いました。

 

すると大貫沖では、大き目のモンゴウイカがあちこちで釣れ出しました!

 

エギでのイカ釣りは、タナを取る所作はエビエサを使ったマゴチ釣りに似ています。

中オモリが着底してから、潮の早い時は80㎝~1m位、遅い時は1.2m位など、その時々によってタナを変えて行きます。

ですのでハリスを1.5mキッチリの長さにしておき、その微妙な、リールのハンドル1/4回転ずつのタナ取りで、底に生息するコウイカ類の目の前をエギが通るようにします。

そうしてタナ取りしてしばらくエギを泳がしていると、触腕による「ツン」というアタリの後に重みのある「モタレ」があり、すかさずロッドを立ててアワセに入るとロッドが立たない!?

ユックリとロッドが立ってくると、身重量感に加えて間欠的にロートから水を吹き出す引きが訪れ、中々リールを巻くことができません。

だましだまし引きをためながらラインを巻き取って行くと、水面に中オモリが現れると海面下には大きなモンゴウイカの姿が、その白い腹側を鮮やかなイエローグリーンにし、怒って興奮しながら上がってきました。

エギは2.5号ですのでカンナも細く、身切れの危険もあるので船長が網で掬ってくれました。

 

ロッド:アナリスター エギスミイカ

 

リール:20ADMIRA A100XHL

 

エ ギ:エメラルダス2.5号各種

 

 

 

イカの機嫌は分からないもので、後半の上潮では大型モンゴウイカが連発でした。

沖上がり時間に活発な食いで、船長は少し残業してくれました。

そろそろ防寒着かなといった乾いた涼しい空気の中で、1日釣りを楽しむことができました。

 

 

帰港後は、その日の状況をお話しさせていただいており、次回以降の釣行のヒントにしていただいております。

 

ご参加の皆さま、ありがとうございました。何か得ることはございましたでしょうか。

松陽丸さん、間門船長、山下さん、お世話になりました。

地元の松陽丸さん、また是非乗りに行きたいと思っていますし、釣り教室も開催して行きたいと思っております。