竿を使ったマダコ釣り
関東は枠に巻き取った太い渋糸を使って手釣りが主流のマダコ釣りですが、関西でマダコ釣りに竿を使うようです。
ジギングロッドを代用として使ったりするそうですが、ダイワではタコ釣り専用竿タコXのラインナップがあります。
また関西では、テンヤタチウオ用のシッカリしたアナリスター テンヤタチウオも好調子、穂先でタコの乗りを感知し、張りのある胴でアワセが決まります。
さて、そんな竿を使ってみようと7月24日(金)、浦安の吉久さんのマダコ乗り合いに行ってきました。
マダコ船の舵を握るのは、マゴチ、スミイカ、カワハギ、イイダコ、オニカサゴなどでもお世話になっている峰岸船長、今回も期待しております!
バラ売りのパーツで作った自作のタコテンヤにイシガニを襷に括り付け準備完了、最初のポイントは航程1時間ちょとの第2海堡の周りです(※注:DAIWAのテンヤではありません。ステッカーを貼っただけですので・・・苦笑)。
しばらく小突いていると、まずは関東スタイル、手釣りの田渕さんにヒット! この位が茹でても柔らかで美味しいんですよね。
僕もまずは手釣りで、1杯獲った後は竿を握ってみました。
手釣りと竿を使っての釣りの違いは、竿の方が腕よりも長い分、ウネリなどで上下する船上でも海底でテンヤが底を切ってしまうことが少なく安定して小突けることが上げられます。
そして、アワセの段階でカンナにタコをを水圧を使って掛ける時も、竿を下に向けラインを巻きこみ、腕より長いストロークを生かして確実にカンナにタコへ掛けることができました。
また、ラインにPEの10号を使うことによって渋糸の同船者と糸の立ち方を同調させ、ちょっとした根掛りでもラインブレイクすることなく釣り進められました。
そんな竿を使ったタコ釣り、「いや~、手釣りはやったことが無いし、抵抗があるな~」といった方でも、竿でタコが釣ることができれば安心ではないでしょうか。
さて、しばらく海堡を攻めた後少し走りポイント移動、タコXを使う荒田さんにもこの通り! 硬めで短めのタコXの威力発揮です!!
関西では爆釣のマダコ釣り。聞くところによると束(100匹)超えの釣果を記録する日もあるようです。
真夏の照り返しを眺めながら、のんびりと小突くのも一興、美味しいマダコ釣り、是非竿釣りで挑戦してみてはいかがでしょうか!?
※ 竿釣りの場合、事前に船宿さんにご確認いただくことをおすすめいたします。
吉久さんのNewステッカーのデザインは、看板であるタコをモチーフにしているそうですよ!