本格シーズンへ向かって!・カワハギ釣り教室
秋は湿度が低くスッキリしていて、上空の高い位置に雲が点在していて気持ちが良い日が多いのですが、ただこれは晴れの日の事、残念ながら今年の秋は曇りや雨降りが多いのです・・・
そんな秋の1日、えさ政さんにて今季第2回目のカワハギ釣り教室を開催させていただきました。
釣り教室では出船前に、船上にてレクチャーを行っております。
レクチャーではカワハギの習性、タックル、釣り方の他、ここ最近の釣りパターンなどについてお話しさせていただきました。
レクチャー終了後女将さんのお見送りを受けて出船、学船長は竹岡沖方面に舳先を向けました。
ポイントに向かって航行している時、ご参加の千葉さんより「りょうさんの仕掛けだけを使ってるんですよ~!」と、タックルバッグの中のRM仕掛けのボトムとレンジをみせてくれました。
千葉さん感謝、ありがとうございます!
竹岡沖の手前、大貫沖の浦賀水道航路の縁辺りには両船の姿があり、このエリアから釣り開始となりました。
当日は中潮、9時過ぎまでが下げ潮でしたので、その下げ潮が残っている内に釣り開始となりました。
開始早々そここでアタリがあるようで、釣り上げ声が上がった釣り座にカメラを持って足早に移動するのでした。
今回は釣り開始からすばらく経った頃、船をジックリと回ってみました。
「ジックリ」とは、ご参加の皆さまを2人置きに、釣り座に座られていただきお話しをしながら、ご質問をお受けしながら、タックルをお借りして釣り方を実演しながら時間をかけて回らせていただきました。
左舷の舳から艫へ、右舷の艫に移動したところでポイント移動となり、艫2番の方より「釣り方を教えてください」とお願いされたので、ポイントに到着、船長の合図が出たところでお借りしたロッドで釣ってみました。
「先ずはオモリを着底させます。オモリが着底したら1m位底を切り、こうやってロッドの弾力を使ってユラユラと誘い下げて行きます。その時底の方から揺れながら落ちて行くオモリを興味深く見ているカワハギをイメージしてみてください」
「オモリが着底したらオモリで底をトントンと叩いてみたり(オモリトントン)、オモリを寝かせたり立たせたりを繰り返したり(オモリパタパタ)をして、カワハギの目の前にあるエサを食べたくても食べられない状態、いわばじらしてあげるのです」
「その後動きをストップ、ゼロテンションでアタリを取るのですが・・・」
と、この時アタリがあり、聞き上げてみるとサバフグのような暴力的な引きなのです・・・
「すみません、サバフグが掛かってしまいました」
と巻き上げ途中、何か違う引きなのです・・・?
「ちょっと待ってください、サバフグでは無いようなんですが重い・・・。でも大型カワハギでもないようだし・・・」
と、上がってきたのは何とダブル掛けのカワハギだったのでした(笑)
さて、10時を少し過ぎた頃潮止まりとなり学船長は竹岡沖に小移動、ほぼ皆さんカワハギを釣り上げられており、竹岡沖に到着した10時半前位からロッドを出してみました。
まだ上げ潮はそう流れていないようで、大貫沖と比べるとアタリも少ないようでした。
ようやく潮が流れてきた頃に小さなアタリ、オモリをユックリと立てるような丁寧な聞き合わが決まりました。
ロッド:極鋭カワハギ EX SF リール:アドミラ ライン:12ブレイド0.6号 ハリ:スピード7号
ただ竹岡沖ではあまりアタリが無く、学船長は再度大貫沖でに移動しました。
大貫沖では、小規模の群れで回遊しているのでしょうか、2人同時に掛かったり、数匹釣れ続く場面もありました。
定刻迄釣り切り沖上がり、北寄りの風の中をやや抗うように帰港いたしました。
帰港後は宿の裏手にてこの日の状況をお話しさせていただきました。
参加賞の RYO’S METHOD ステッカー
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得るものはございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、学船長、写真撮影していただきました嶋田さん、高村さん、串間さん、お世話になりました。
これからトップシーズンに向かって釣果が上向いて行くであろう東京湾のカワハギ釣り、肝も大きくなってくる時期でもあり、是非お出掛けいただけたらと思います。
〔今後の釣り教室〕
11月23日・日曜日:富士村テスターをお招きしてのカワハギ釣り教室・満船御礼
12月7日日曜日:萱沼テスターをお迎えしてのカワハギ釣り教室・募集中