東京湾のコッパゲーム
数日前から釣果が上がってきている東京湾のカワハギ釣り。
釣友の冨永さんからのお誘いもあり、そんなカワハギを狙いにえさ政さんへ行ってきました。
今回2人で持ち込んだタックル(宿の裏手で開門を待っている間にパチリ)。
前日にアサリを買って船上で剥きましたが、これが後半やや裏目に出るのでした・・・
コッパ狙いと予想し、ハリはフック系の小バリ、スピードでは6.5号をチョイスしました。
タックルは、巧みな運動能力でエサをかすめ取って行くコッパと対峙する為に、硬調でハンドリングが良く、なおかつバーサタイル性=使いやすさを兼ね備えた瞬鋭カワハギ EX MHH-174をチョイス、リールは信頼のアドミラという組み合わせにいたしました。
いざ出船、学船長は富津沖のポイントを目指しました。
ポイントに到着して開始直後からコッパのアタリが頻発します!
派手に誘って止めるとごく小さなアタリ!
これを果敢にアワセに行くのですが掛からない・・・?
ではと戦法を変えて1匹目をGETいたしました。
瞬鋭カワハギ EX MHH-174は、記すまでもなく手感度にたいへん優れたロッドであるので、今回のポイントのように7m位の浅場で、底のゴロタ部分にオモリがコンタクトすると、最初カワハギがハリを横咥えする(大きな)アタリと見紛う程でした。
でもそれは直ぐにアジャストでき「やはり物凄い手感度だなぁ」と釣り進めていると、カーブフォールで着底した瞬間のアタリ、誘いを掛けて止めた瞬間のアタリが掌へビンビンと伝わるのでした!
その後も船を流し替えてくれる度にアタリの濃い所、薄い所がありながら、手を変えながらコッパを拾っていき、冨永さんも僕もダブルを交えながら楽しめました。
途中でロッドを極鋭カワハギ EX AGS MCに持ち替え、その柔軟SMTを震わす、今度は目感度アタリを堪能、コッパにはややアワセ遅れ感はあるものの、瞬鋭とは対極のロッドでのコッパ釣りを楽しみました。
この場所で25枚ほど釣り、アタリが少し遠くなり海堡へ移動、やや早い下げ残りの中潮が緩むのを待ちながら機を窺いながら釣り進めました。
ここまで釣り上げたカワハギはポイント移動中に全てリリースいたしました。
ただこのタイミングで、前回使用した塩漬けアサリが無くなってしまいました・・・
塩漬けの固さがエサ取りが上手いコッパにベストマッチだったのですが、剥きたてのアサリでは柔らかすぎて、船縁で塩にまぶしたり干したり(苦肉の策)しながらなるべく固くしながら使いました(笑)
そしてもう一度ロッドチェンジ、早潮ですので柔軟なMCより硬調、でもたおやかなAGS搭載の極鋭カワハギ EX AGS LCに持ち替え、潮を切ることを意識しながら釣り進めました。
下げ潮止まりの30分前位から段々と潮の流れが落ち着きだし、ベラや、最近多いコモンフグなどのゲストのアタリが頻発し出し、その中のカワハギのアタリを捉えて行きました。
そうそう、示し合わせてはいなかったのですが平子さんも同船、左舷の舳2番(僕らは右舷艫2番、3番)で楽しまれていました。
潮が完全に止まり上げ潮が差してきたのですが、このポイントでは上げ潮の恩恵はあまりありませんでした・・・。
終わってみれば合計48匹ほど釣り上げることができ、再度追加分をリリース、帰港となりました。
今回東京湾のカワハギ釣り・コッパゲームを楽しむことができました。
冨永さんはメタルトップからカーボントップに持ち替えその感触を確かめながら、平子さんはご自身の釣りを貫きながら、お2人そろって次頭、流石でした。
冨永さん、お誘いいただきありがとうございました。平子さん、お疲れさまでした。
えさ政さん、大船長、女将さん、学船長お世話になりました。
東京湾のコッパゲーム、いつまで続くか・・・、もう一度行ってみようかと思っております。