アングラー:林 良一


BLOG TOP 林 良一の記事一覧
林 良一さんの記事
2025.6.4

今年は沸きが良いようです!・東京湾エギタコ釣行

前日の東京湾のタコ釣り解禁日は富士村テスターをお招きしての湾フグ釣り教室でした。

それでは翌日と、6月2日にえさ政さんよりエギタコ釣りに行ってきました。

早朝、宿の裏で開門前、ソコリの多摩川、宿の下でサギ?が小魚を啄んでいました。

 

さて今回は、グレートマダクを試してみたいと思っており、タコが小型なのを鑑み浮子スッテも付けてみました。

 

ロッドは極鋭エギタコにはバサラ、リニューアルしたメタリアエギタコにはフネ XT-OPを合わせてみました。

 

定刻に出船、内木船長はまずは近場のポイントを目指しました。

 

30分足らずで最初のポイントに到着、釣り開始程なくして情報通りに小ダコが上がり始めました。

多少ゴツゴツしている海底を小突いていると、ちょっとした岩の角に引っ掛かったオモリがタコの乗りに似ており、溜めるように小突いた後にアワセ、タコが乗っていないので曲がりが戻ってしまったロッドが空を指し苦笑いなのです。

船中パラパラと小ダコが上がる中、僕にもアタリがきたのですが巻き上げ途中でバラシ・・・

皆さんタコを上げる中、なぜか僕だけノーヒットのままポイント移動となりました・・・(涙)

 

さて2場所目、釣れている方の小突きなどを参考にさせていただきながら釣り進めて行きました。

今季のファーストヒットは浮子スッテに掛かってきました。

 

水中ではおそらく、グレーマダクが海底と平行に、つまり海底で小突きによる上下動をしている時、浮子スッテはその上をフワフワと漂っているようなイメージなのです。

ですから横から見るとシルエットが2倍位となりアピールするのではといった思惑があります。

 

2杯目はグレートマダクと浮子スッテの両方を狙ってきたようです。

 

アワセを入れた時にメタリアエギタコにズシリとした重みが!

そしてリーリングしながらMAX近くに曲がるロッド、この取り込む間もエギタコ釣りの楽しみの1つなのです。

今度はグレートマダクだけに食ってきました!

やや大型程グレートマダクに分がありそうな感じがありました。

 

お隣の釣り座だったSさん、ルアーで培ったスキルを織り交ぜ連発しておりました!

 

「グレートマダクは小ダコにはあまり強くないのかぁ?」と序盤は釣り進めていましたが、中盤になり払拭、小ダコもちゃ~んと食ってくるのでした!

 

 

背中合わせで釣りをさせていただきましたKさん、当日ではやや大きめのタコを釣り上げこの表情です。

 

今季好釣な東京湾のタコ釣り、タコがエギに乗ってから数秒小突き続け、十分に乗ったところでラインを巻き込みロッドを下向きに、そこから一気にアワセを入れた直後のロッドのしなりについ目尻が下がってしまう釣りなのです。

 

またその食味も上々、噛むほどに鼻から抜ける風味についまた箸を出してします。

 

 

 

 

追 記

グレートマダクやマダクのカンナ(ハリ)ですが、根掛かりしても開いて上がってきます。

「柔らかくてのびちゃうちゃうハリなの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、タコを掛ける荷重では開かない設計になっています。

 

手前の開いてしまったハリ(ピンボケですみません)は・・・

 

プライヤーなどで戻してあげると・・・

 

この通り、元に戻ります!