アングラー:林 良一


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2025.4.23

トラフグ混じりの湾(ショウサイ)フグ釣り教室

今季初めての湾(ショウサイ)フグ釣り教室をえさ政さんにて開催させていただきました。

 

今回は23名様のご参加、多くのご参加をいただきありがとうございます。

さて、出船前のレクチャーでは、湾フグとは? 今流行のトラフグも湾フグなの? ショウサイフグの生息場所は? 何で「ショウサイフグ」って言うの? なぜ湾フグロッドは先調子で穂先はあんなに軟らかいの? 親バリ仕掛けとチラシバリ仕掛けのメリット、デメリットは? なぜ誘い下げなのか? 安全な取り込み方法などについてお話しさせていただきました。

 

レクチャーの最後にはご質問をいただき回答させていただき終了、岩越船長は富津沖に向けて出船いたしました。

 

 

出船後は釣り座を一巡してエサ付けを個々にお伝えいたします。

 

 

この日は南西の風が強く、最初のポイントは若干風裏に位置する富津岬の北側から始めました。

ただしばらく釣りますがアタリが無く、ほどなくして富津岬を回り込んで大貫沖へと移動いたしました。

 

ほぼ潮止まり時間帯で、おりからの南西風に海の表層は湾奥へと誘われていく中、緩い下げ潮ではありますが潮変わりを待ちながらの釣りとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

小型のトラフグも混じりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

潮が動き始めたかな、という時合、舳先でロッドを出してみました。

その頃この海域の風速は12m前後、太平洋から直に吹き付ける風に翻弄されながら、海底にある10号オモリを浮かさないように、船の揺れを相殺するよう上下にロッドワーク、ゼロテンションを保ちます。

ですが中々アタリが来ない・・・

数十分すると船中を一巡させていただき再度釣りをしますがアタリが無い・・・

そこで長めのステイで待っているとアタリが出ました!

風で翻弄される穂先とはちょっと違った動きに即アワセ、今季初の1匹と出逢えました。

 

ロッド:極鋭湾フグ

リール:アドミラ

ライン:12ブレイド0.6号

 

東京湾のショウサイフグ釣り、時期としてはやや早めではありますが、美味しそうな白子が入っていました。

 

強めの風で船がほんろうされる中定刻に沖上がり、下船後は宿の裏手にて当日の状況をお話しさせていただきました。

 

釣り教室の参加賞である RYO’S METHOD ステッカー

 

解散後もご質問等には応じさせていただいております。

 

今季は白子の入りも早い?ショウサイフグ。

これから水温の上昇と共に釣果が上がってくることに期待、トップシーズンに向かっております。