アングラー:林 良一


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2025.2.3

プライベートのカワハギ釣り教室

今季はややロングランとなっている東京湾のカワハギ釣り。

そんなカワハギを狙ってプライベートのカワハギ釣り教室をえさ政さんにて開催させていただきました。

 

早朝のテラスからの日の出

 

レクチャーでは自己紹介の後、カワハギの習性、タックル、仕掛け、釣り方等の他、この時期の特徴などもお話しさせていただきました。

 

レクチャーの最後には、魚との接点となる大切なエサ付けをお伝えさせていただきました。

 

最後はハリ先をワタに埋め込むことにより、ワタの外側からエサに触れると指にハリ先にが引っ掛かる様をご覧いただきました。

 

レクチャー終了後佐川船長は竹岡沖を目指しました。

北東からの緩い北風を受けながら快適に航行して行きました。

 

竹岡沖に到着、先ずは浅場から開始となりました。

 

水温低下でかなり厳ししい様相で、ゲストのアタリもほぼ無い状況でした。

 

そんな条件の中、船中ファーストヒット、1匹目のカワハギが上がりました!

 

その後は長いインターバルを経て船中のどこかでカワハギが上がりました。

 

サイズアップ!

 

今回厳寒期の為に軟らかな穂先を持つロッドをチョイス、それでも低水温下の為ゼロテンションでのアタリは非常に小さく、掛けに行ってもクチビル切れでバラシてしまいました・・・

そんな中、軽くキャストし、オモリが着底したら誘いを掛け、アタリが無ければ少しサビいて仕掛けをずらしまた定点で誘うを繰り返してみました。

そうしているうちに底質の固い所=根周りを発見、ここで粘っていると中でも活性の良くコンディションも良い個体がアタリを出してくれました!

 

ロッド:極鋭カワハギ RT AGS N-SF

リール:アドミラ

ライン:12ブレイド0.6号

ハ リ:D-MAXカワハギ糸付き30 SP ロング スピード7号

オモリ:快適船シンカーSN 30号

 

 

 

ごく小さなアタリ、それはエサのアサリを啄むように摂餌している証拠で、途中アタリが途切れて仕掛けを上げてくと、ワタ部分の1/3位だけ齧り取られているのです・・・

ではと、オモリを底から1㎝浮かすイメージのチョイ宙で攻めてみました。

厳寒期に宙釣りはどうかと思いましたが、船の移動に付いてこられる活性の個体は摂餌も良いだろうと考えたことと、マルイカ釣りでもゼロテンションの釣りよりもオモリを背負った釣りの方がアタリが大きく出るであろうという考えからでした。

ユックリとして掛け下がりを流してくれる佐川船長、時折ロッドを下げながらオモリを底にコンタクトさせ、イメージ的には底から1㎝のチョイ宙をトレースして行きました。

ゲストの小ベラが活発にエサにアタックしてくる中、力強いモタレを聞いてみると掛かりました!

 

 

厳しい時期の事、残念ながら全員ヒットとはなりませんでしたが、皆さんカワハギ釣りを楽しまれたようでした。

 

帰港後は宿のテラスにて当日の状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

シーズンの最終コーナー、今回ちょっと厳しいカワハギ釣りとなってしまいましたが、次回はトップシーズンにて、または旬の魚種での開催を心待ちにしております。

 

えさ政さん、大船長、女将さん、佐川船長、そして中乗りを買って出てくれた中村さん、ありがとうございました。

今後えさ政さんでは、プライベートのシロギス釣り教室、カサゴ五目釣り教室・募集中が決定しております。