アングラー:林 良一


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2023.6.29

小型をいかに掛けるか!・アナゴ釣り教室

DYFCが終了し平和島から羽田へ移動、夕方からはえさ政さんでアナゴ釣り教室でした。

16時過ぎより、宿の受付けを終えられた皆さまから釣り座のくじ引きをさせていただきました。

 

 

皆さまがお揃いになり、気持ちの良い南風の船上でレクチャーを始めました。

 

レクチャーではアナゴの簡単な生態、タックル、釣り方などについてお話しさせていただきました。

 

レクチャー終了後女将さんのお見送りを受けて出船、岩越船長は木更津沖へ向かいました。

 

1時間足らずの航行で木更津沖に到着、船をアンカーで固定しての釣りとなります。

 

船が安定して釣り開始の合図、皆さん一斉に仕掛けを下ろしました。

 

アナゴ釣りのプライムタイムは概ね2回。

1度目は間詰め時が過ぎてしばらくしてからの時間帯、その後中弛みがありもう一度アタリが出だす時間があります。

もっともこれは、潮の干満などの他様々要素も絡んでくるのでいつもそう、一概にそうとは言えないのですが、当日は日が暮れてから1回目のチャンスタイムが訪れました。

 

最初のプライムタイム、アタリが落ち着いてきた頃カメラを置いてロッドを出してみました。

 

今季のアナゴは小型も多いことから、その小さな口でタップリと付けたエサを食いに来たアタリを弾かないよう、ロッドは穂先から穂持ちが柔軟なイイダコを使用しました。

先調子の硬いロッドの方が小突きはしやすく、柔軟なロッド程小突きの難易度は上がってしまうのですが、南の微風の海上でしたのでそう揺れる事もなく小突き続けられました。

持ち上げては下げる海底のオモリ、その持ち上げる高さは1㎝、浮いたらすぐにそっと置きに行く全てのタイミングで、前々アタリとなる違和感を探します。

すると左のロッドに違和感、その後イソメの先を咥えているようなフワフワと柔らかなアタリが訪れ、すぐに口の中にハリ先が当たるゴツゴツといった硬質のアタリに変化した時がアワセ所なのです!

 

船上は明かりが灯り、いよいよ夜釣りの真骨頂、皆さん突然訪れるアタリを見極め掛けに行っていました。

 

細長いアナゴをさばくのは難しいものですが、釣り上げたアナゴは船長がさばいて持たせてくれるので安心です!

 

 

定刻まで釣り切り沖上がり、緩い南風に押されながら桟橋を目指しました。

下船後はテラスにて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

参加賞のRYO’S METHOD ステッカー

 

ご参加いただきました皆さまありがとうございました。何か得る事はございましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、誠一さん、山下さん、この度もお世話になりました。

 

アナゴ釣り教室はまた来年、今後はエギタコ釣り、LTエサタチウオ釣り教室と続きます。