アングラー:林 良一


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2020.10.28

ヒガンフグ釣り教室

東京湾では、毎年秋からの風物詩となるヒガンフグ釣り。

比較的温かな時期のショウサイフグに比べ大型で、一週間以上熟成させたその身の刺身は絶品です!

そんなヒガンフグの人気も相まってか、当日のえさ政さんには多くの釣り師の方々がお集まりになりました。

 

釣り教室では、出船前にレクチャーを行っております。

 

レクチャーではヒガンフグの生態、タックル、仕掛け、釣り方などについてお話しさせていただきました。

 

レクチャーが終わると出船となりますが、舵を握る柳沢船長は思案していました。

それは新ポイントを攻めようかどうかなのです。

リスクはありますが、作戦が的中すればどの船も攻めていない場所で釣りをするのですから期待が膨らみます!

 

レクチャー終了後に出船、大切なエサ付けは船を一巡、個々にお伝えさせていただいております。

 

 

ポイントはとある堤防沿いで、船長は船をユックリとトレースして行きました。

 

 

今回、アナリスターライトゲームSPを使ってみました。

 

その敏感なグラスソリッドは、10号オモリが着底する前にカットウが着く挙動を手感度で伝え、フグがハリを噛んだアタリも明確に伝え掛けに行けました!

 

当日はごく緩い上げ潮で、湾奥近くでヒガンフグのポイントとなるエリアは、埋め立て地の運河や水路などの入り組んだ地形と、マンメイドストラクチャーが複合したポイントとなり、より潮の流れが緩やかになるのではと考えられます。

 

そこで、潮が緩く居食いすることができることを鑑み、オモリを軽くして、アタリを大きく出す作戦を取ってみました。

キャストしてラインを張り、ロッドを倒し君ながらラインスラッグを巻き込み勢いよく立て、リールを数回巻いてカーブフォール、横の動きで反応した大型を掛けることができました!

 

ロッド:メタリア 湾フグ S-175

リール:20ADMIRA A100XHL

ライン: UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si 0.6号

リーダー:タフロン 船ハリス EX 4号

カットウ:D-MAX フグカットウ針SS L

 

 

 

風が緩く、乾いた秋の大気の中で1日楽しめました。

 

帰港後は、その日1日の状況をお話しさせていただいております。

 

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、岸さん、勇太くん、たいへんお世話になりました。

今後えさ政さんの釣り教室は、ヒガンフグ、カワハギと続きます。