カニパン VS. ダイワレンジャー・タチウオ釣り教室
今年の1月に開催させていただいたカニパン争奪懇親釣り教室は、最初っから最後まで沢山の笑顔の中での釣り教室となりました。
そんな変化球的な釣り教室を再度企画しようと思案、仲間に公募などもしていましたが、どうも「カニパン」より存在感があり、イメージの強いキャラクター的要素が現れないまま半年が過ぎようとする頃、「こんな企画はどうでしょうか?」と、「清ちゃん」こと釣友の伊藤 清治さんよりお声かけをいただき打ち合わせをし、7月21日(土)にえさ政さんにて「カニパン VS. ダイワレンジャー タチウオ教室」と銘打ち22人が集いました。
立て役者の伊藤さんが釣り座決めの受付け、参加賞のカニパンとカップ麺が並びます。
今回は、通常のタチウオ釣りのレクチャーは15分程と短く、後半の15分はコントのような寸劇を行いますので、台本によると出演時間の多い僕は、各演者の方と宿の裏でこっそり打ち合わせをするのでした(笑)
皆さんがお揃いになり船に移動、まずは通常のタチウオ釣りのレクチャーを始めました。
15分程でレクチャーは終了、第2部に移りますので、僕を除いた演者(何と、22人中13人が演者・笑)の皆さんは一旦宿に退場します。
すると宿から、ドバイからの交換留学生が現れ船に乗り込んで来て「これが日本の釣り船ですか~、いいなぁ~」と始めました。
そこへ、タチウオ星人が登場、そんな留学生を星へ連れ帰ろうとしています(ちなみにタチウオ星人は、羽田空港にUFOで降りたち、徒歩でえさ政さんに来たと・・・)。
「助けて~、助けて~ダイワレンジャ~~」と叫ぶ留学生、そこに宿から、ダイワのトラックジャケットを着たダイワレンジャーが登場! タチウオ星人と渡り合うのですが・・・
ダイワレンジャーは3人ずつ合計9人登場し、タチウオ星人に話術で戦いを挑む者、大きなクラッカーを発射する者、水鉄砲で溶かそうとする者などがいましたが、ダイワレンジャーはことごとく敗れてしまい、カニパン娘に助けを求めるのでした!
でもあえなくカニパン娘も敗れてしまう・・・、タチウオ星人は留学生を連れて母なる海へと逃げてしまったのでした・・・
そこで!
「しまった、海に逃げられた・・、よしこうなったら、ダイワのタックルで、逃げたタチウオ星人を釣り上げるしかない!!」と、出船とあいなるのでした(笑)
さて、余興部分が長くなりました。
ポイントに到着すると、これぞ夏タチウオ釣り開幕といった様相の大船団が形成されていました。
水深は20m足らずで、富津岬を南東に見やる、中ノ瀬航路に落ち込むヘリ辺りのポイントでした。
それでは、皆さんが釣り上げられたタチウオをご覧ください!
開始からバリバリアタリ頻発! 皆さんホクホク顔でタチウオを釣り上げていらっしゃいました!
でも、中々タチウオ星人は釣れないのです・・・(笑)
さて、当日の状況は、1号のラインで40号オモリでは、艫側にゆるりとラインが出て行く、ある意味丁度良い潮の流れがありました。
潮色は夏特有の茶色、タチウオ釣りでは濁りが入っていた方が良いことが多いのです。
そんな中、リールのハンドル1/4回転で少し大き目のストロークで「ビシッ」とシャクリを入れると良いようで、小1時間ほどそのパターンで連荘含め船内のどこかのロッドが曲り込んでいました。
ただ、中盤に差し掛かるころから、いわゆるショートバイトが連発し、その後はエサを追ってこないといった状況が続きました。
そうなると、ファーストバイトからいかにフッキングさせるかがカギとなってきます。
その後一気に活性が落ちると、反応の上っ面で仕掛けを止め、ゆらめくエサの近くに来るタチウオを待ち伏せし、ごく小さなモタレから段々と食いを促しフッキングに持って行ききました。
ロッド:メタリア タチウオゲーム サブに リーディング73MH リール:スパルタン TW サブに スパルタン MX IC
さて、下船後は船宿さんにて、チーム・カニパンなのか、はたまたチーム・ダイワレンジャーが勝ったのか?
各チームの合計本数でチーム戦の表彰式をいたしました。
まずは当日の状況をお話しさせていただき・・・
結果発表ですが、チーム・カニパンで一番多く釣り上げられた浅石さん。
ダイワレンジャーでは、紅一点の村田 藍さんがトップ釣果でした。
勝敗の結果は、チーム・カニパン 162本に対し、ダイワレンジャー 171本、9本差でダイワレンジャーに軍配が上がりました!
優勝賞品はダイワのタチウオバリです!!
優勝チーム、おめでとうございます!!
アイデアをいただきました伊藤さん、ご参加の皆さんの笑顔がきらめいていましたね。ありがとうございました。
今年第2回目を開催できた「変化球的な釣り教室」。
これも釣り仲間あって、受け入れ船宿さんあって、ありがたいアイデア、企画があっての開催、感謝しております。
またこんな楽しい釣り教室企画を開催できたらと思っております。
追記
当日、沖上りまでにタチウオ星人は残念ながら釣り上げることができませんでした・・・
そう、だから今頃、あのドバイからの留学生は、タチウオ星にいるんだろうなぁ・・・