ちょっと気難しかったアジ・釣り教室
今年は東京湾の中部の神奈川側で、多いに脂ののったアジが釣れ盛っており、ゆえ教室開催の要望も多く聞かれ、4月29日(日)に2回目となるアジ釣り教室を羽田のえさ政さんにて開催させていただきました。
今回ご参加いただきましたのは22名様、いつも多くのご参加ありがとうございます。
釣り教室では、宿での受付けの後、釣り座決めのくじ引きをさせていただいております。
釣り教室では、出船前にレクチャーを行っております。
レクチャーでは、ターゲットであるマアジとは? タックルは? 仕掛けは? の他、釣り方では、海中のコマセと仕掛けのイメージ、大切なコマセの振り方などを中心に、ビギナーの方にありがちな、テンビンをトップガイドまで巻き込まないような取り込み方などをお話しさせていただきました。
レクチャー終了後、岩越船長が舵を握る船は多摩川を下り東京湾を南下、アジ釣りのポイントへ向かいました。
ただ、ここのところ釣果的には不調なアジ・・・、先ずは扇島のバース回りを攻めてみますが、魚探を見るとアジが底に張り付いてしまっている状態で振るわず、少し走って富岡沖、横浜沖などを攻めました。
そんな中、美味しそうなアジを釣り上げたのは古明地さん。カワハギ仕掛け作り教室にもご参加されていて、自作の仕掛けでカワハギ釣りも楽しまれています。
レンタルロッドで挑戦されたのは宮島さん。次回は取り込み時に、テンビンを穂先まで巻き込まないように注意してみましょう。
「コマセはそうやって振るのですか! 目から鱗が落ちました」とは伊藤さん。正確で真面目な釣りスタイルで、渋いながらコンスタントにアジを釣られていました。
「ダブルで釣るのには、どうしたらよいですか?」と質問された脇坂さん。この日は活性が低かったですが、良い時には是非その秘策をお試しいただけたらと思います。
アジを釣り上げ嬉しそうな石川さん。「美味しい1匹が釣れましたね」にこの表情、このアジ、ホント美味しいんです!
親子でご参加の若林さん。息子さんにヒット! もちろんお父様も釣られていました。
神保さんは慣れたもので、置き竿ににしなが淡々と釣り上げています。釣果に左右されずにいつも明るく陽気なするスタイル、好きです。
着底して1mタナを切り、コマセを振り、もう1m上げてアタリを待っていると・・・、あきこさん、お見事でした。
潮止まりに「このように釣れない時間の時はどうしたらよいのですか?」とご質問いただきました長さん。潮が動き始めればこの通り、魚の食事の時間となります。
さて、中盤前より僕もロッドを出してみました。
目の良いアジですが、仕掛けを見切られない濁りがあり、水温も徐々に上がって来て16~17℃、潮はそうきいていないものの、アジ釣りの条件的には悪くないのですが、反応があってもアタリが無い状況が続きました。
コマセに海水を足して固さを調整したり、付けエサのイソメを小まめにフレッシュなものと取り替えたり、タナを微調整しながら釣り進めますが、中々アタリが無い厳しい状況が続きました。
そんな中、コマセの煙幕の中を、よっくりと仕掛けを移動させていると小気味よいアタリ、そして引きが来ました!
ロッド:リーディング 73MH-190
リール:ミリオネア バサラ
テンビン:快適天秤マルチ
数を釣る為に手返しが大切ですが、そんな時に役立つのがハリハズシ、一瞬でアジをハリから外せます!
これも美味しそうなアジ、釣り上げたのは長さん。どのような料理で楽しまれたのですかね。
天光さんはアジ釣りのエキスパート、この日も沢山釣られていました。
多々良さんもやりました! いつもご質問を携えご参加いただき、その熱心さが窺われます。
高橋さんはコマセワークを習得、次の釣行に繋げられました。いつも応援しておりますよ!
いや~、よい笑顔です! 釣り上げられたのは吉野さん。ご自宅で美味しいアジを堪能されたことと思います。
渋い日でしたが、根気よく釣りを続けられていた鈴木さん。毎回ステップアップされています。
前回もご参加いただきました牛島さん。この日もコンスタントに釣られていました。
DYFCのキャプが決まっている中村くんはお父さんとのご参加、カサゴのダブルかと思ったら・・・、ちゃ~んとアジも釣っていましたよ~!!
皆さん沖上りの時間まで楽しんでいただきました。
ポイントに別れを告げて帰港の途につきました。
帰港後は宿の裏手で、当日の状況、次に繋がるお話しをさせていただき、ジャンケン大会を開催、見事勝ち残った方に RYO’S METHOD ステッカーをプレゼントさせていただいております。
ちょっとご機嫌がナナメの東京湾のアジでした。
でもこんな時も、コマセワークを再考してみたり、一連の釣りの流れをよりスムーズにしてみたりと、船上で色々と出来ることはあるものです。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得るところはございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、矢内さん、この度もありがとうございました。
えさ政さんでは今後は湾フグ、そしてアナゴ教室と続きます。