アングラー:林 良一


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2017.10.18

今季は初期から型が良い!?・エギスミイカ釣り教室

東京湾の秋から冬の風物詩にスミイカ釣りがあります。

高級食材として、江戸前寿司には欠かせないネタとなり、その釣法は伝統のテンヤの釣りに加え今は、スッテ、エギを使った3つの釣法があります。

今回は、乗り合い船が始まる前から開催の声が多かったエギスミイカ釣り教室を、浦安の吉久さんで開催させていただきました。

お集まりいただきましたのは、エギスミイカ釣りが初めての方が半分近くいらっしゃる25名、多くのご参加ありがとうございます。

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釣り教室では、出船前にレクチャーを行いますが、割と新たな釣り方であるエギスミイカ、最適なロッドの調子であるとか、リールやライン、大切なハリスの長さ、最も関心があるエギのチョイス、タナの取り方、アタリとアワセ、これも大切な取り込み方のお話しの他、スミイカとはどんなイカなのか? また簡単な調理法などもお話しさせていただきました。

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さて、当日はレクチャー中も小雨が降り続き、前日よりは気温は高いようでしたが寒い秋の日でした。

レクチャー終了後、峯岸船長の船は江戸川を下り、スミイカが待っているポイントを目指しました。

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北よりの風が強め、そして相反する上げ潮で海はポチャポチャと波がある状態、エギを底付近にトレースさせるこの釣りでは、船の揺れを殺すことが好釣果に繋がってきます。

開始して間もなく、船中1杯目のスミイカを釣り上げたのは生方さん。スミイカ釣りには慣れていらっしゃるようで、取り込みも実にスムーズでした。

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先のエギタコ釣り教室にもご参加いただきました谷口さん。小さなアタリに掛けに行きこの通り! お見事でした。

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自作の竿で釣り上げられのは林さん。初期はこの位の型でも大きな方、柔らかで美味しいのです。

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小宮さんの奥様は、初期に有効なサイズダウンしたエギでシリヤケイカを釣り上げました。

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僕も舳でロッドを出してみることにしました。

北よりのやや強い風と上げ潮がぶつかり、舳先は定期的なアップダウンに加え、イレギュラーな揺れが続きました。

タナ取りが重要なエギスミイカ釣りのこと、波で、又は操船でラインが斜めになれば、その都度タナを取り直して、少しでもスミイカの生息する底スレスレをエギがトレースするように心掛けることが、より多くのスミイカと出会うチャンスを増やすことになります。

そうしている内に、斜めに入っていたラインを背負う穂先にモタレが来ました!

間髪入れずにロッドを立て、水の抵抗を利用してイカをずらしカンナに掛けました。

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ロッド:アナリスター エギスミイカ

リール:エアド レッドチューン

ライン:紅牙12ブレイド 0.6号

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ハリス:タフロン 船ハリスEX 3号 1.5m

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エ ギ:エメラルダス フォール 2.5号 RV-2 金-ピンク&オレンジ

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赤松さんは今季大釣りをされているとのことで、釣り方も堂に入った無駄のないものでした。

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根気よくタナ取りしていた夏目さんにヒット! 揺れる舳付近でお見事でした。

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スミイカ釣り初体験の市川さん、この日トップ対と大健闘でした!

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皆さま、寒い雨の中ご苦労さまでした。スミイカの機嫌はあまり良く無かったですが、楽しまれたでしょうか。

帰港後の桟橋では、アジ船で中乗りのマー君が釣ってきてくれたアジを皆さまにお土産としていただきました。

やはり雨の為総評は短めに、集合写真を撮らせていただき解散となりました。

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吉久さん、会長、大女将さん、昭久船長、若女将さん、峯岸船長、マー君、矢内さん、たいへんお世話になりました。

 

エギスミイカ釣り教室は、また来シーズンとなります。