深場で安定・夏タチウオ
お盆休みの最後の8月15日(火)、釣り仲間の大石さん、伊藤さんより「りょうさん、仲間でタチウオ釣りに行きませんか? えさ政さんでスポット出船なんですよ」とのお声掛けをいただいておりました。
毎年何かと所用があるお盆休みなのですが、今年は運良く大丈夫で、タチウオ乗り合い船にお邪魔させていただきました。
当日は小雨模様でしたが、タチウオ乗り合い船には16人が集い、何とお知り合いが12人と、仕立てムード満々の中の出船となりました。
一昨日のタチウオ釣り教室で、好釣果をもたらしてくれた岩越船長に想いを託し出船、船は一路、猿島の西沖のポイントを目指しました。
ポイントでは、見慣れたタチウオ船団のお出迎えがあり、その密集度から、そこそこ反応があることが見て取れました。
幸先良く釣り上げたのは「マツさん」こと松浦さん。久比里にお住いのマツさんは、いましがた航行してきた分の高速道路を北上してきてくれました。「ポイントまで遠いっすね!」などと冗談を言いながら、流石の腕前を披露していました。
えさ政さんの「フィシングインストラクター」の土橋さん。2本バリでこの通り! 凄腕インストラクターですね!!
砂川さんに大型がヒット! 今年の夏タチウオはやや深場ですが、このサイズが出れば文句なしですね!!
えさ政さんの常連であり、釣り人生の大先輩でもある大熊さん。湾フグ、カワハギはもちろん、タチウオ釣りもたいへんお上手です。釣り教室様にと、カワハギやフグの剥製を作っていただいたりと、いつもお世話になっております。僕も大熊さんのように齢を重ねて行きたいと、お会いする度にしみじみ思ってしまうのです。
昨日、ご実家の広島から戻られた伊藤さん(奥)と、昨日もタチウオ釣りに興じていた「香ちゃん」こと佐藤くん。2人共楽しみながら、伊藤さんはアカムツまで釣っちゃいながら好釣果でした!
これはアジです!
ご夫婦で乗船の小川あっちゃん。先日ご夫婦でタチウオ釣り教室にご参加いただいておりました。そして、今回も奥様の方が・・、でしたね!
この日、一番多くのタチウオを釣り上げたのは大石さん! その数何と37本!! 隣でまくられました~~~
夏タチのレギュラーサイズも混じります。「こんな小さいの撮るの~」と、笑顔の千葉さん。ちなみに、小さいサイズのタチウオを「サンマ」と称しますが、それより小さいモノを「サヨリ」、それよりもを「シシャモ」と、言うとか言わないトカ・・・。。
釣りに夢中になっている僕にかわって、写真を撮ってくれていた矢内さん(感謝)。ロッドを出せばすぐにこの通り! どうですこのリーディング73 MH-200 の曲り!!
この日は釣教室とは違い、ポイント到着1投目から釣りを楽しませていただきました(笑)
水深は60m前後でしたが、指示ダナは40~50mと、底付近の10mの幅が多く、ここにエサをトレースさせる釣りになりました。
開始早々は活性が高く、ハンドル1/2回転、ロッドのふり幅を30~40cm位、ステイを短くのシャクリで連発でした!
ロッド:極鋭ゲーム MH-175 AGS (極鋭タチウオゲームAGS MH-180は皆さんにレンタル中でした)
リール:ミリオネア バサラ サブに スパルタンRT TW
ライン:メガセンサー12ブレイド 0.8号
リーダー:タフロン 船ハリス EX 6号・2m
ハリス:タフロン 船ハリス EX 5号・2m
テンビン:快適天秤 マルチ/スピード
ハ リ:D-MAX 船タチウオ SS 2/0,1/0
オモリ:快適船シンカーS 50号
日中はセオリー通り、段々と食いが渋くなってきました。
エサの先端、垂らし部分だけを切られることも多かった為、こんなエサ付けにしてみました。
こうすれば、ハリ先が幾ばくかエサの端に近づくので試してみました。
また、食いが立っている時は手返しも大切で、こんなタチウオ用のクイックハリハズシ L-Hもたいへん便利です!
浅場の釣りでは、シャクリを続けていると水面にテンビンが出てからギラッと、タチウオが反転するさまに胸躍るものですが、深場での攻防も一興、掛けた後の根掛りしたような衝撃、夏の潮色を割って現れるフルメタルジャケットに目尻が下がるものです。
今季は大型も混じり今が最盛期の夏タチウオ、是非船上の人となってみてはいかがでしょうか。