DYFC(ダイワ ヤング フィシング クラブ) 金沢漁港スクール
子供さん達の夏休みが始まって間もなくの7月28日(木)、DIFC (DAIWA YOUNG FISHING CLUB) 金沢漁協スクールが開校されました。
今回は120名のお子さんが父兄の方々と共に早朝から金沢漁協に集いました。
受付けを済まされた生徒さんから、それぞれ割り当てられた船の順番に並んでいただきスクールは開校しました。
スケジュールや注意事項、プロコーチの紹介など、あべ なぎささんの司会で進行、僕は、シロギスの釣り方について、松永プロコーチとご説明させていただきました。
さて、その頃からでしょうか、ご参加いただいたお子さん達の中には何だかソワソワした子が・・・? どうも、早く船に乗って釣りをしたいようなのです(共感!)
早速各船に移動、出港してしたから港前に集い、一斉にポイントを目指しました!
早い子は出船前から、僕の受け持った4人は全て、ポイントに到着する前にエサ付けを完了していました。
心が逸る第一投、1分もしない内に、執行 龍之助くんに良い型のシロギスがヒット! これは早かった!!
江袋 喜晃くんもこれに続きます! 竿先を小気味よく震わせ、上がってきたシロギスに満足げな表情です!!
艫の山本 勢太郎くんは、聞けばDIFCの常連とのこと、2本竿を巧みに使って釣り上げていました!!
「お~、やったぁ~~!!」の声に振り向くと、執行 龍之助くんがダブルで釣り上げていました! やりましたね~~!!
伊澤 篤志くんは、「このロッド、いつも使っているルアー用なんです」と、長めのロッドで誘いを掛け、見事シロギスをGETです!
真剣な眼差しで竿先を見つめるお子さん達。
開始早々から煩瑣に訪れるアタリに、ロッドを立て、アワセを入れる仕草は名手の趣き、横で見させていただきながら、思わず「ほぉ~~っ」と、それはもう次世代釣り師のたくましさ、気付くと目尻が下がっているのでした。
執行 龍之助くん、またまた良い型のシロギスをGETです!!
艫を見やると、山本 勢太郎くんがやってくれました! 2本のハリそれぞれに掛けダブルヒット!! お見事!!
そう強くはない日差し。たまに吹くそよ風。夏の船、暑過ぎることなく、楽しい時間は過ぎてい行きます・・・
開始から中盤までは、南のそよ風を受け、ユックリと流れていた船ですが、中盤はどうも、ほとんど流れなくなりました。
船の動きが、風の影響もなく、潮の影響なく、流れないということは、定点で=同じ海底で釣りをしているということになり、ここで皆に、そんな時でも広く探れる「キャスト釣方」をお教えしてみました。
ロッドを手渡していただき、「ロッドの先からこの位ラインを出し、反対の方の手でオモリを持って、ロッドを曲げて、その弾力で飛ばすんだよ」と、キャストのコツをお教えしてみました。
すると・・・
「コーチはすごいなぁ、僕はあんなに飛ばせないよ~~、流石だな~~」と・・・
そこで、「船が動いていないから、広く探ることができるキャストの意味は分かったかな。でもね、キャストの飛距離、仕掛けを飛ばす距離は、経験の差だけだよ」と、ニコッとお伝えしました。
キョトンとするお子さん達
「だって、コーチも最初は全然投げられなかったんだよ。でも、『釣りが上手になりたい。沢山釣りたい』って思って、一生懸命練習したんだ。だから、君たちと僕の差は、経験の差だけ、釣りをどれだけやってきたかの差だけ、練習すれば、必ず上手に投げられるから」とお話しすると、はにかみながら微笑んでくれるのでした。
さて、そんなお話しなどをしながら、キャストをしていた江袋 喜晃くんにアタリ! シッカリとアワセを入れて良型のシロギスを釣り上げました! お見事!!
たまにイシモチも混じりました。結構引いていたね、千葉 雄大くん。
ひときは大きなイシモチも上がりました。
皆、たくさん釣ったね~、プロコーチ、タジタジ、お見事です!!
楽しい時間はあっと言う間でしたね。下船後に、桟橋でパチリ!!
各船漁港に戻り集合写真を撮らせていただき、参加賞の後に、くじ引きを、その後もう一回、景品をかけたジャンケン大会を行いDYFCは閉校いたしました。
「きたきた~、釣れたよ~」と、笑顔でリールを巻き上げ、魚を手にするお子さん達。
普段、大人の釣り師の方と接することが多い僕にとっては、そういった姿を目の当たりにできるDYFC。
今後も、応援して行きたいと共に、是非DIFCにご参加いただけたらと思っております。