〈林〉スプラッシュさん カワハギ釣りイベント
女性だけの釣りグループ「スプラッシュ」。西條 亜弥さんが主宰するスプラッシュの3回目のイベントが11月22日(土)、千葉県金谷の光進丸さんで開催れました。このイベントは、日刊スポーツの寺沢 卓さんとの共同企画であるそうで、今回はカワハギ釣り教室とのこで、「りょ~さ~ん、人数が多くなりそうだから、お手伝いに来てよ~」との堀江さんからのお声掛けがあり、当日は、釣りが大好きな華やかな女性アングラーの前での出船前のレクチャーからイベントが始まりました。
ゆっくりとした午後船での出船、堀江さんは午前船に乗ってリサーチを兼ね、下船後予定している催しに使うカワハギを釣っています。初冬としてはかなり暖かな海辺、まずは寺沢さんのご挨拶です(短パン、魚サンの出で立ちに注目、Greatです!)。
次にスプラッシュを主催 する西條さん。皆さんからは(「亜弥」さんなので)「アミーゴ」の愛称で呼ばれていて、最後に「絶対釣るぞ~! 」と盛り上げ、出船前のレクチャー役の僕にバトンタッチいたしました。
レクチャーでは、「カワハギってどんな魚?」その「カワハギを釣るのはどんなタックル?」と続き、「仕掛けの仕組みと釣り方」と移っていきました。釣り方では、仕掛けをパン食い競争に喩え、仕掛けを揺らす意味、その後止めることカワハギはどうするか? 等々、その後皆さんに、大切なエサ付けを、じっくりと繰り返し見ていただいていたところ、午前船に乗っていた堀江さんが帰港いたしました。
さて、今回ご参加の皆さんは14名様。7名づつに分かれ乗船し、僕は光進丸さんに寺沢さんと共に乗り込みます。ここでアミーゴの合図で「絶対釣るぞ~! エイエイオ~~!!」で皆さんガッツポーズ! 気合いの程が窺えます!!
いつも腰が低く、ムードメーカーであり釣らせてくれる裕二船長、今日もよろしくお願いいたしますよ~~!
船は13時半に出船。まずは港前、航程5分程のポイントを攻めます。 すると、小型ながらカワハギが顔を出しました! お話しをお聞きすると、以前は釣具店さんにお勤めだったそうで、知識はバッチシ、腕も中々のものです。
アミーゴ、堀江さんが乗る僚船もすぐ近くにいます。あちらでも、こちらでも時折歓声が上がっており、暖かく凪の海、皆さんエサ盗り名人を相手に楽しまれているようです。
ただ、最初のポイントはコッパ(小型カワハギ) が多く、それゆえエサ取りが上手く、仕掛けを上げるとツルテン(エサが取られている状態)で、「あれ~? 何にも分からない内にエサだけないよ~~??」と、皆さん苦笑いです。ここで「もっと海底付近にある仕掛けを揺らして、カワハギがエサを食べられないよう焦らしてください。そこで止めると飛びついてきますからね」などアドバイスをしながら船中を回ります。
暫くすると少し移動、今度はやや大型が釣れるポイントのようです。移動後、すぐに1枚目が上がりました。
中にはこんなゲストも! シマダイちゃんです(可愛)
活性が上がってきました! 一荷(いっか・一度に2匹釣れること)で抜き上げました、流石です!!
段々と夕まづめが近づいてきました。小さなトラギスを釣った後はこの通り! やりましたね~~!!
今回短めの午後船、乗船時間は2時間でした。そのラスト10分、1人苦戦されている方にガチンコレクチャーです! 「ん~、今のではアワセはちょっと遅いんですよ・・・。誘ってアタリを出すまではしっかりとできていますので、次はアワセ、アワセのタイミングを計り、誘った後ご自分でアワセに行ってください。ラストチャンスです!」とお伝えし、最後の1投で・・・・
当日船中で一番大きなカワハギGETでした~~! やった~~、めでたしメデタシ・・・!!(後ろの裕二船長も嬉しそうです!)
皆さんカワハギを釣り上げ
ことができ、不肖講師の今回のミッションは概ね終了いたしました(ホッ・・・)。下船後は堤防で、光進丸の女将さん、若女将さんお手製のカワハギの煮付け、肝和えが供されました。これは、もちろん釣りを楽しむスプラッシュなのですが、「釣った魚を美味しく食べること」も同じように掲げており、そのさばき方(堀江さんが担当)、調理の仕方なども学んでお帰りいただいているのとのことでした。
「皆さ~ん、美味しいですか~~?」との問いかけにはこの表情(笑)
美味しいに決まっていますよね~~!! 集合写真も撮り終え(ご参加の皆さんよりも奥の2人の方が満面の笑みであることがちょっと気になりますが)スプラッシュの3回目のイベントは無事に終了いたしました。
今回2時間と短い実釣時間ながら、皆さん楽しんでいただけたのではないでしょうか。釣りは奥が深く、大の大人が、もちろん女性も一生愛せる趣味だと思っております。是非またどこかの船上でお会いできればと思っております。
今回お声掛けいただいた西條さん、寺沢さん、そして堀江さん、ありがとうございました。
光進丸さん、裕二船長、お世話になりました。
良き機会をいただき、良き出会いのあった清々しい初冬の海でした。