アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2014.9.11

〈林〉プレジャーボートで湾蛸へ

釣友の中にはプレジャーボートを所有している方々もらして、春には村上さんのボードに乗せていただき、シーボニアのキス大会に参加させていただきました。今回は、チャリティー釣り会でお知り合いになり、釣り教室にもご参加いただいている高沢さんのボートで、タコ釣りデビューの松永さんと3人、木更津出港で行っていました。

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マダコ釣りは太い渋糸を使った手釣りなのですが、渋糸の先に30号前後の極太の先糸を1mほど結び、その先にテンヤを付けた仕掛けを使います。今回その先糸と渋糸の結び目部分に、テンヤを手繰り上げている時の目印に、また、目印をタコに目立たせ寄せる意味合いも込めて、えびせんの袋を細く切り自作してみました。

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名付けて「ヒラヒラスカート・かっぱ」!(笑) 自然とえびフレーバーなのが笑えます!!

さて、のんびりと7時半頃の出船。高沢船長は航程20分ほどの海ほたるに向います。

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海ほたるでは、梶を握りながら小突いていた高沢さんに当日最初のマダコがヒット! 流石キャプテン!!

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それから1時間位粘ったのですが、主にゴロタ場を狙うタコ釣りのこと、たまに根掛りでヒヤッとする以外は3人とも沈黙の時間が続きました・・・。そこで、吉久さんでは岸寄りの堤防の際なども狙うことを思い出し、ボートをを姉ヶ崎方面の岸よりに向けてもらいました。その間吉久さんの峰岸船長とメールのやり取りをし、タコのポイントのことや、当日からカワハギ船担当の峰岸船長との情報交換をしながら姉ヶ崎付近の岸壁に到着しました。

だがしかし、最初のポイントは2m位と超浅場で、小突いているテンヤが見えます・・・。程なく見切り、入り組んだ堤防のある場所に入って行きました。そこで開始するも底は泥のよう・・・、テンヤを上げてみるとヘドロのようで、ここも早々に見切り、5分程走って近くに見えた堤防へ・・・

ここは切り立った堤防沿いにゴロタのかけ上がりがあり、5m~8m位をユックリと流していると、松永さんに待望の初ヒット! 「やったね~、来たね~~!!」と彼に声を掛けますが、松永さんはただただ必死に、上州屋渋谷店さんでのカワハギミーティングの時に買った渋糸を手繰っています(笑) そして顔を表したのは中型のマダコでした! 松永さんお見事! おめでとうございます!!

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流して行くと高沢さんにもヒット! あとは僕だけです(焦) 堤防の終わり、角部にはテトラ帯があり、ここで僕もようやくタコの顔を観ました(安堵)

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効いたか!? ヒラヒラスカート・カッパ(笑)

この場所で、角を曲がり込んで流し込み、またボートを戻しては流してみました。「新しいポンとが開拓できた~!」とは高沢船長。この場所でしばらく粘り15杯程のマダコを釣ったでしょうか。最後はまた海ほたるに向いました。

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終始凪の楽しいタコ釣りでした。夕方前にはボートの係留場所の木更津に戻りました。

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高沢船長ありがとうございました。松永さん、お世話様でした。

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帰宅後はタコで早速・・・、鹿児島の焼酎のロックがほど良く合い、当日の追憶も肴に、含み笑いと共に胃の腑に落ちて行くのでした・・・

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さてさて、これでマダコも一段落です。これからはカワハギ一辺倒と言いたいところですが、スミイカが始まれば、アナリスター・エギスミイカも使いたいし、イイダコも始まれば、試したいスッテもあったりと、秋は体が3つ欲しいところです(笑)