アングラー:林 良一


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2013.12.10

〈林〉カワハギとワカサギのアタリ・ワカサギ釣行編

秋から初冬がトップシーズンとなるカワハギ釣り。それに追従するかのように、晩秋の頃からがハイシーズンとなるワカサギ釣り。この度「つり人」さんより、この両ターゲットの「アタリ」を題材にした取材にお声掛けいただき、ワカサギ釣り名手の岡崎さんと2人で先ずはワカサギ釣りに、その後はカワハギ釣りへと、「異なる点はどこなのか?」、「共通点は?」など、お互いどのように感じるかを主眼を置いての取材で、TKBの決勝の翌日の12月8日(日)、埼玉県の円良田湖に行って参りました。

久し振りに関越道を走り、花園インターで降りてから15分ほど走り円良田湖管理事務所に到着しました。このときはまだ夜は明け切れてなく、気温は何と0度でしたが、桟橋利用券を求めるワカサギファンが既に10人程並んでいて、その人気の高さを窺い知ることができました。(写真は受付が大方済んだ後です)

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岡崎さん、つり人社記者の真野さんと3人で、眼下にまだ暗い湖面を見ながら歩いて5分程の桟橋に移動し、桟橋の先端付近で岡崎さんが魚探で反応を探し釣り座を決め、ワカサギ経験の乏しい僕の為にご用意いただいた、ワカサギタックルをセットしていただき、やっと明るくなってきた水面に3gのクリスティア ワカサギシンカーTGをポチョンと投入します。

するとすぐにアタリがあり、可愛いワカサギがクリスティアの穂先をプルプルと震わせ上がってきました!

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朝まづめは最高の時合とのことですが、この時も岡崎さんは手取り足取り、慣れない僕に付きっきりでワカサギ釣りの誘い、エサ付け、リールの操作などを細かく教えてくれるのでした。そして、日が高くなるにつれ、ワカサギからのシグナルが少なくなってくると、今度はご自分のタックルを準備し釣り始めました。

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しばし名手の誘いを見学させていただき、真似をして誘い下げてくるとオモリ着底前にアタリ! アワセが決まり電動ON! 岡崎さんのお蔭でございます!!

記者の真野さんもベストショットを探し、鉄板でできた冷たい桟橋もなんのその、こんなアングルから幾度もシャッターを切って行くのでした。

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時折魚探に目を落としながら誘い続ける岡崎さんでしたが、「渋いね~、今日は・・・」など、言った途端に5匹掛け! これを名手と言わずなんと言うのでしょうか!!

131208_101252.jpg日も高くなってちょっと一息、のんびりと桟橋を散歩してみました。穏やかな晴天、ゆっくりと時が流れて行くのを感じます・・・

131208_091829.jpgお昼時にはアルポットでお湯を沸かしていただき、カップラーメンを作っていただきました。食後はコーヒーまで入れていただきホッと一息、それからもう1時間 強釣りましたが、風で穂先がはたかれ、魚探に映るワカサギの活性も低く苦戦いたしました。

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これは、岡崎さん持参のクリスティアの竿先です。何か工芸品というか、綺麗に収納されていて、ワカサギ釣りに対する思いが伝わってきました。

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僕は指導の下40匹のワカサギを釣ることができて、岡崎さんが釣ったワカサギもいただきホクホクです! 写真も十分撮れたということで、桟橋に日が陰り、寒くなってしまう前に取材は終了となりました。

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帰宅後、ワカサギをふっくらと軽く炙ってオホーツクの塩をパラリと振り、フグの骨酒と共にいただいてみました。この宵ばかりは、広島産の生牡蠣よりもワカサギに軍配が上がりました!

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さて次回は、竿を戻してカワハギ釣りの取材です。聞けば岡崎さんはヒラメや渓流、アユなども名手だそうですが、カワハギ釣りは未経験とのことでした。次回は岡崎さんに釣っていただく番となります。楽しく、楽しく、真剣に!! 頑張ってきます!!

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