アングラー:林 良一


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2013.10.14

〈林〉カワハギ釣り教室 at えさ政釣船店さん

この秋4回目となるカワハギ釣り教室を10月13日(日)、羽田のえさ政釣船店さんで開催いたしました。今回のご参加は24名様。いつも多くのご参加、本当にありがとうございます。

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えさ政さんの船宿と船着き場は多摩川の河口近くにあり、護岸されたコンクリートの堤防では10人以上のカワハギ釣り師がアサリ剥きに興じ、当日の期待感と共にリズム良く動く貝剥きナイフ、釣り談義にも花が咲いているようです。

出船前には恒例となったレクチャーを開始します。カワハギ釣りの基本的なタックル、ハリの解説、当日予想される攻め方などを述べさせていただき出船となりました。

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ポイントの竹岡沖に到着。レクチャーでは「強めの南風が2日間吹き、今日は北風、期待出来るのでは!?」と述べたこととは裏腹に、開始から10分間位舳で両舷を見守りますが、カワハギの機嫌はあまり良くないようです・・・。それでも、船中1枚目を安井さんがGETいたしました!

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ほどなくして船内を一巡してみると、「エサが取られない」、「アタリがない」と言った方が多く、強い風が吹いた後でしたがカワハギの群れが固まっている様相はなく、船長はやや深場のポイントに移動します。

移動直後はそこここで竿が曲り、笑顔で釣り上げる方、「バラシタ~~!!」と悔しがる方など、船内は賑やかになってきました。

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当日は、カワハギがエサを吸込まず、齧り取るように食っているようで、キモを一齧りしに来たカワハギを引っ掛けるワイドフック系のハリが良いのではと判断、船内を数巡した後僕もタックルをセットし、ハリはフック、ワイドフックを下2本に配し、一番上はスピード系にし、竿は1455AIR、リールはジリオンPEで釣りながら、皆さんに釣り方を見ていただきながら、ハリのチョイスなどをお伝えしながら船を回ることにしました。

すると、第1投で良型のカワハギを幸先よく釣り上げることができ、ご参加の皆さんへの面目を保つことができました(苦笑)。その後、なぜかオモリ着底直後に誘うとアタリが続き何と3連荘! アタリの遠い中、空気を読まずヒンシュクを買ってしまう?不肖講師なのでした・・・(汗)

そんな中、カワハギ釣りのブランクはあれど、当日12枚で竿頭の川崎さん。流石2008年DKOファイナリストです!

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最後の最後に良型を釣り上げた、先の上州屋さんでの教室にもご参加いただいたミキさん。何でも金谷ではブイブイ言わせているとか、言っているとか・・・(笑)

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今回「時化後の・・・」と期待いたしましたが、カワハギの機嫌はあまり良くなく、ついばむように摂餌するその一瞬の挙動を察知できる短ハリス、アタリをいち早く感じ、瞬発的なアワセが効く硬調竿、積極的に掛けにいけるハリに分があったようです。

そしてまた、今日は以前のパターンが通用しないカワハギ釣り。それゆえ「カワハギ地獄」と称され、一生涯の趣味として楽しむことが出来ると思っています。

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最後に、釣り教室にはありがたいことにリピーターさんも多く、そんな方々がレクチャー前の慌ただしい時間など、率先して釣座決めのくじ引きを手伝ってくれたり、冒頭の写真の釣り座表などの荷物を運んでいただいたりと、僕のサポート役に徹していただき助かっています。そんな方々もあっての釣り教室であること、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

今後とも釣り教室を「楽しく、楽しく、真剣に!」開催していきたいと思っております。