〈林〉DKO強化合宿・2日目
DKO強化合宿・1日目の続きです。
前日の実釣、反省会を踏まえての2日目です。2日目のみご参加の方を含めての22人、ほとんどの方が6時頃よりアサリ剝きを始めています。当日はつり情報さんの取材も入り、沖藤編集長と談笑しながらアサリを剥いていると、山下丸さんに乗船する鈴木 孝さんがご挨拶に来てくれました。ノリの良いお2人は・・・(笑) つり情報ライターの朝倉さん、新さんもいらしてくれましたが、写真が小さく掲載できず・・・、すいません(謝)
出船前のレクチャーでは、前日の釣況を踏まえ、今日はどこか変わっているであろう竹岡沖の「どこか変わっている」ところに注意を払うこと、それを見つけ、早い段階での釣り方のアジャストを示唆し出船となりました。
ポイントの竹岡沖に到着すると、前日の撃濁りがやや濃い薄濁りに変わっていて、船を数巡した後竿を出してみると、昨日より活性が高そうで、ゼロテンションで掛けに行くと、小型カワハギながら小気味よい引きです!
前半は船で平均に釣れますが、まだまだ群れは固まっていないようで、流し替えるとポツリポツリとカワハギが顔を出します。
前日釣れた方、上手く釣れなかった方、全てのご参加の皆さまが前日を思い出し、その攻略法に固執することなく、当日の竹岡沖のまさに今と対峙しカワハギと向き合う真剣な釣りが続いて行きます。僕は中盤以降、移ろう状況をリサーチするため、釣り方をお見せするたみに竿を持って皆さんの間に割って入り、状況の変化を伝えながら、自分でも釣ってみました。
2日目は、3艘出しだった巳之助丸さんで僕らの船がトップとなり、ご参加の皆さん各々、次の釣行に繋がる、大会に繋がる何かを持ち帰っていただければ幸いと思いました。
下船後は、巳之助丸さんの宿の横のスペースをお借りし、当日の総評、トップの方の攻略法の後、沖藤編集長よりご挨拶をいただきました。その後のジャン系大会では、ご参加の方が持ち寄ってくれた品物、巳之助丸さんからは1日無料乗船券をいただき盛り上がりました。
「真剣に、真剣に!」と銘打って、今回初めて開催したDKO強化合宿。釣りという、ある意味正解がない場であり、仕事でもない場において、船上で大の大人が真面目に、そして真剣に取り組む姿勢が印象的でした。最後に皆さんに「この合宿、どうでしたか? 端的に良かったですか? 『もう少しこういう方が・・・』などありますでしょうか?」との僕からの問いかけに皆さん「・・・・・。」。どうしたものかと「それでは、来年もこんな合宿があったら参加してみたい方手を挙げて下さい!」の問いかけに、全員の手が挙がった時には感無量でした・・・
これは、ご参加いただいた方からのSNSへの複数の書き込みの中から2つご紹介いたします。
『1つどころか糧だらけな合宿でシタ。。
1日目は、自分の引き出しのどこを探しても、あの状況に対応できる術が無く、途方にくれたまま終わった釣行でした。。それこそあのまま家に帰ってたら、しばらくカワハギお休みするっくらい打ちのめされてまシタ。。
それが、反省会であの状況を制したトップ5人の方の意見を聞いて…。。あの状況を制するコトができる。。ってコトとそれなら自分ではどーできるのか?ってコトを考えるコトができました。。
酔わずに吸収したい気持ちからか、気づけば途中からお酒はウーロン茶に切り替わってましたし。。
2日目は、自分の一番得意な、フグで極めた秒速1cmの落とし込みとゼロテンの組み合わせが、あんなにハマる状況があるってコトを知ることができましたし。。
早くもまた来年が楽しみデス。。』
こんな書き込みもありました。
『この合宿を主催して頂いたりょうさん、参加された皆様、2日間にわたりお疲れ様でした。
DKOに向けてのスキルアップを目標とし、皆さんと時間を共有できたことを大変嬉しく思います。
ありがとうございました。
実践さながらの釣り教室の集大成、天候にも恵まれ大盛況に終わりましたね。
皆のために時間を作って頂き、ひとりひとり熱心に指導して頂いたりょうさんには感謝の言葉がいくつあっても足りません。
合宿の夜の反省会で、上位5名の方々の仕掛け、攻略法を教えて頂いたことは大変為になり、今後自分の釣りを組み立てるヒントにさせて頂きます。
また皆さんの釣り歴、りょうさんとの出会いも聞けて、より一体感が深まった気がします。
この合宿に参加できて本当に良かったです。
これからも楽しく真剣によろしくお願い致します。(^o^)』