アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2013.9.7

〈林〉湾奥よりカワハギへ!

9月の声を聞くと、湾奥出船のカワハギ船も出だします。9月6日(土)、1日より出船している浦安の吉久さんに釣友の佐藤くんと行ってきました。宿に入ると、親方船長が座る受付の脇にはTKBの大きなポスターが貼ってありました。TKBは僕も吉久さんからエントリーしています!

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吉久さんは今シーズン3日目のカワハギ乗り合い船となりますが、天候その他の影響で、実質当日が初日の様相で、出船前、舵を取る峰岸船長とポイントの打ち合わせをしばし、夜明け前、真夏より低くなってきた気温とは裏腹に期待は高まってきます。

今回のタックルはメインに1455AIR、リールは今年のスマック、カラーを「ムーブ」にし1455とベストマッチです! カッコイイでしょ~~!

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今回佐藤くんは剥き身を持参。小粒で使い良さそうです!

130906_061938.jpgのサムネール画像

ポイントは航程1時間半ほどの大貫沖です。ここは、湾フグの大場所ですが、夏の間沿岸、堤防などについていたカワハギが水温の低下と共に深場に落ちる祭、途中のフグのポイントである数々の根に寄りながら落ちて行くようで、僕が初めて32cmの尺ハギを釣ったのも、9月の湾フグ釣りで同じポイントでした。さて釣り開始!序盤は水深のごく浅い粒根のポイントを攻めて行きます。

チョイ投げしてオモリ着底。すぐにオモリを50cmほど切り、ヒラウチ+カーブホールでカワハギにアピール! オモリが再度着底したら、平たい根を感じながらオモリトントン、この時仕掛け上部に取り付けたワンタッチシンカーもイレギュラーに揺れているイメージで、エサを食いに来ているカワハギを焦らします。食う間を与えるためにステイ、ゼロテンションのスーパーメタルトップが早く、そして重く2mmほど目感度入り込んだところで即アワセ! 上がってきたのはコッパでしたが、開始1分で1枚のカワハギGETです!! 2投目も同様な攻め方で釣り上げ、「今日はもしかして爆っちゃうかも・・・!?」と、内心ほくそ笑んだところでアタリがストップ(よくあることです・苦笑)、厳しい時間が過ぎて行くのでした・・・

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船の移動直後、船中のどこかでカワハギが上がるものの、高活性のベラやトラギスとは相反して、カワハギのアタリは遠いままです・・・、船長意を決して沖目のやや深いポイントに移動しますが、ここでもあまり状況は変わらず、また浅場に戻ってジックリと攻めて行きます。

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お昼で潮がわりですが風向きもかわってしまい、佐藤くんも苦戦しながら釣り上げています。

終盤の浅場ではベラの猛攻を交わしながら、潮があまり流れず、居食いするカワハギのアタリを0.5mmのスーパーメタルトップ登載のAGS175-Fに持ち替え、小さなアタリもより大きく目感度で、手感度でさえも掛けに行ける超感度をフルに生かし、1枚、また1枚と獲って行きました。

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まだ群れが固まっていなく、高水温で外道も活発でしたが、外道達を交わしに交わし、「これは」と思うアタリを掛けに行くと竿はご機嫌な曲りを見せてくれます! ついつい逸ってリールを巻いてしまい、水面直下で反転するカワハギにヒヤヒヤさせられ・・・

カワハギ釣り、また行かなくちゃ!!

 

9月6日発売の関東版釣場速報誌。今回の「林 良一のカワハギ道」のテーマは、「適切なリールとライン」です。是非お読みいただけたらと思います。

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