アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2013.6.14

〈林〉長さより深さ

一口に「釣り」と言っても、狙う魚種ごとに様々な攻略法があり多岐に亘ります。「スポーツ」でも、その競技、種目が多数あることに似ているかも知れません。釣りの楽しみの一つに、一つのタックルで仕掛けやエサを替えれば複数の釣ものが狙えることがあります。片やスポーツではこうは行かず、テニスラケットでバトミントンはしないものです。

単一魚種にターゲットを絞り周年狙うとすれば、その季節季節の攻略法を自然と体験していくこととなり、真剣に取り組んで行けば「狭く深く」、かなりの領域まで踏み込んでいけるかも知れません。

複数の魚種を様々に狙い「今週はこの魚、来週はこちらの魚」という狙い方も釣りの楽しみの一つで、先の同一タックルで仕掛けを替えることにより、ある程度の魚種に対応できることもあります。

また、釣りでお知り合いになり、かなり仲良くお付き合いさせていただいている方が、「長さじゃないよ、深さだよ」と言ってくれたことがありました。これは「お互いの親密度は、付き合う期間の長さではなく、知り合ってまだ短いけれども、かなり深い付き合いをしている」との意味で、これには聞かされたとき僕も、何回も首を縦に振っていたものでした。

さて、釣りにおいても、上達≒好釣果という意味では、単一魚種に的を絞り、それを周年追いかけていた方が経験値が上がり、好敵手をより深く知ることとなり、結果引き出しが増え、どのような場面においても臨機応変な対応ができ易くなるかも知れません。

しかし趣味のことですから、「長さより深さ」→「狭く深く」で探究していく反面、「広く浅く」、今シーズンの手長エビなど、手軽な釣りのバリエーションを増やしていくのも楽しみの一つかも知れません。

 

 

                        【追加日程・カワハギ仕掛け作り教室】

7月27日(土)、「より深くカワハギ釣りを!」との方に朗報です!! カワハギシーズン開幕を目前にし、カワハギ仕掛け作り教室を開催いたします。ありがたいことにご好評をいただき、前日程は定員となり、追加日程を組みました。

内容は、4個のフックビーズを釣り方により使い分け、幹糸と捨てオモリで仕掛けにウイークポイントを持たせた仕掛けで、細いPEラインの高切れを防ぎます。仕掛け作り教室の後は懇親会(飲み会)を予定しています。参加ご希望の方は、Facebookでの宮澤さん主催のグループ極鋭カワハギ友の会にてイベントを立ててありますので、そちらからお申込みいただければと思います。あと2名様となります。

よろしくお願いいたします。

 

                              【釣場速報】

6月14日(金)発売の関東版釣場速報誌に、「林 良一のカワハギ道」第2回目連載〔船カワハギの歴史に迫る〕が掲載されております。今回は、カワハギ釣りの歴史からカワハギ1枚を手にするまでを書いてみました。

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よろしくお願いいたします。