アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2013.4.2

〈林〉想像力

大人になって母親が教えてくれたのですが、僕が小学校2年生当時、母親が担任の先生に学校へと呼び出さたそうです。それは「想像力テストの成績のこと」だったそうです。その時受けた想像力テストの中で、今でも覚えている問題が1つあります。それは・・・

「ゴム風船があります。普通に膨らませる以外に、どんな使い方がありますか?」

僕は、1.水を入れ水風船として使う 2.切り取って糸電話の幕部分に使う 3.輪切りにして輪ゴムとして使う 4.太陽を見るとき透かして使う など、7個位答を書いた記憶があり、その他の問題も楽しく解答した思い出があります。

母親によると僕は「学年で断トツ良い成績だった」とのことで、それを聞いた僕は「へぇ~、そんなもんかな~。2年生の時、掛け算九九は毎日居残り勉強させられて凄く苦手だったけど、でも、何か嬉しいな」と思ったものでした。

それとは別に釣りではインターネットの時代でもあり、釣りに向かうエリアの様々な情報が簡単に手に入り、その数々のファクターを見合わせ、また、過去の情報と見比べ予想を立て臨むのですが、天気予報などの風向きが変わる時間などが前日の予報と違ってくることはよくあるもので、概ね6時間前後の船釣りのこと、その間の数時間のズレが当日の組み立てに「誤差→誤算」となって、マイナス要素として大きく食い込んで来ることもあります。

 

「想像力」、それが釣りに役立つのか? 個人的に考えれば、今でもその頃のような柔軟な頭の中なのかと言うとそうでもなく、過去の積み重と蓄積で、柔軟でいて確実を求め船上で模索することも多いのです。

ただ、想像力≒イメージとも捉えられ、例えば水中で動く仕掛けのイメージができる、またそのイメージが実際の仕掛けの動きと近ければ近いほど、仕掛けに意図した動きを与えられていると言えます。その仕掛けの動きが好敵手に口を使わせるとすれば、状況判断+過去の蓄積→そこからの行動=釣り方 は想像力があるほどバリエーションがあるとも言えるのかも知れません。

 

前記のゴム風船の解答ではないですが、釣りでは闇雲な、突拍子もない解答を好敵手にぶつけても見向きもされないことが多いのですが、逆に直球でストライクを取れないときは、カーブでもフォークでも、相手の虚を突きながらストライクゾーンで攻めて行く釣り方で主導権を見出したいものです。