アングラー:林 良一


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2012.11.27

〈林〉2012 新米杯

11月25日(日)、千葉県勝山港で開催された新米杯、文字通り「新米」が賞品となるこの大会、10周年となる今年は100名余りのご参加をいただきました。

当日の楽しい雰囲気は湯澤さん、萱沼さんのブログの通り、僕は当日乗船した新盛丸さんの釣況について書いてみたいと思います。

 

新盛丸さんは勝山港の丁度向こう側に位置し、当日乗船の18名には永田さん、パン屋さん、後藤さん、ブチさん、キングくん、GONさん、五力さん、ウメさんなど、約半数がお知り合いでした。僕は左舷艫の釣り座になりました。

出船前に新米杯のルール説明をさせていただき、船は一旦勝山港前に、一斉に走り出しますが10分も走ったかと思うともうポイントです。早速開始、ゼロテンションでコッパと思われるごく小さな「チッ」というアタリが2回、そして・・・・。仕掛けを上げてみるとアサリのベロが小さく3つ残っているだけで、そのは食み跡からみると、かなり小さいマイクロカワハギのよう、掛けるのに苦戦を強いられそうな予感です。

そこで、下バリには外道除けと早掛けの意味でパワーワイドフック4号・3号4cmハリスを、上2本(ハリ数制限なしなので後3本)はスピード7号・5cmハリスを4~3.5cmに調整し、1月前よりDKO用などにと塩漬けしてある小粒のアサリを丁寧に付けて挑みます。

さて、オモリ着底すぐに底を1m弱切り、オモリをヒラウチさせながら宙をリサーチしますがアタリはなく、ヒラウチを断続的にしながらの誘い下げでオモリ着底、1454のメタルトップが僅かに曲がるゼロテンションを維持して数秒後に小さなアタリがありました。20cmほど聞き上げヒラウチしながら再度ゼロテンション、数秒後に訪れるであろうアタリに瞬きせず息を詰め・・・→トップガイドのリング分=2mm程度のアタリ→小手先で竿を跳ね上げると小気味よいが重さの無い引きに上がってきたのは10cmに満たないコッパでした。

その後流し替え毎にその釣り方で同じ大きさを追加、開始2時間弱で17枚ほど釣り上げますが失速。そこで色々と試してはみるのですがペースは戻らず、ポツリポツリと22枚で終了でした。

 

表彰式、新盛丸さんではトップが22枚がパン屋さん、キングくん、僕の3人で、ジャンケンで30キロの新米はキングくんの手に! おめでとうございました!!

そして7位も3人。こちらはウメさんが10キロの新米をGET! おめでとうございました!!

そして10キロの新米が当たる抽選会では、宮澤さんの引くくじボックスを持ってお手伝いしていた僕にも当たってしまいました・・・、不正はしていませんからね~(笑)

 

個人的には今回で3度目の新米杯参加でした。大会と銘打つもカワハギ釣り師の交流会的要素が強く、「楽しく真剣に」をそのまま大会にしてしまったようなインベントです。来年の新米杯も今から楽しみです!