2024.4.22
〈林〉息子のカワハギ釣りデビュー
初夏、低調だったマルイカ釣りで船釣りデビューした6歳の息子、船酔いも手伝い、船釣初戦はボウズでした・・
そしてここのところ、週末になるとカワハギ釣りに興じている僕へ、「パパ、カワハギ釣りに連れてってよ! 明日?それとも明後日??」と、釣堀にも連れて行ってないせいもあるのか、仕切りに釣りに行こうよと誘ってきます。
そして先日、息子がこんな手紙をくれました。
船体には「せトまる」。船を「運転」しているのは親方船長、釣っているのはパパ、(人形のように見える)仕掛けの左横にはチョウチンアンコウ、そしてイカが泳いでいるのだそうです。
「では行こうか、カワハギ釣りに!」と相成り、昨日の午前三時に息子を揺り起こし、まだ夜の明けぬ高速道路を松輪の瀬戸丸さんに小さな相棒と向かうのでした。
今日は目標カワハギ(絶対)1枚。宿で朝食を済まし、今回は酔い止めもバッチリ飲んで港に向かいます。
港では親方船長、長男の昌司船長、一儀丸のユキ船長とご挨拶。昌司船長はまだ出船前のワラサ船の操舵室に息子を座らせてくれ、「これは車のハンドルと同じで、右に回せば船が右に曲がるんだよ。これはカーナビと同じで・・・」など、初めて操舵室に座らせてもらい、朝から鼻の穴を膨らませる息子なのでした。
そして今日僕らのカワハギ船は次男信吾船長の船、船上で用意をしていると釣友のきんちゃん、フジノさん、makoさんと合流、左舷ミヨシから5人の布陣で剣崎沖のカワハギに臨みます!
ポイントは剣崎灯台付近の20m前後、僕はニューレンジ+ニュースマックで、息子はアナゴ竿+スマック、仕掛けは2本鉤で臨みます。
最初はエサ付けから教え、オモリが着底したらオモリトントン、ストロークが足りない1.2mのアナゴ竿のこと、重めのシンカー3号を仕掛け上部に付け、竿を上下すればそれが誘いになるようにやらせてみました。
生涯初めての船釣での獲物は・・・(笑) 「カワハギ釣りは中々難しいねぇ~~」とは本人談(爆笑!)
船中ポツポツと上がりますが、中々息子にはアタリがありません。自分の竿を傍らに置き、しばしマンツーマンのレクチャーに徹します。
しばらくして息子の竿を手に取って見ると、まだ6歳では非力なので短いアナゴ竿をチョイスしてみたのですが、穂持ちが柔らかでオモリ負けしてしまい、アワセの力も不十分な為、カワハギのアタリらしきものがきてもフッキングに至りません・・・
そこで先を斜め下に向け柔らかな穂持ちを殺し、本命カワハギのアタリにビシッとアワセ、竿を息子に手渡すと・・・、「パパ、引いてる引いてる! すご~い!!」と、仮面ライダーを観ているときよりも真剣な面持ちでリールを一生懸命巻いています(笑)
「次は自分一人で釣るんだよ」と、エサを付け直し再投入。オモリが着いたかなと、ふと息子の竿を見やるとアタリ→アワセ→なんとリールを一生懸命巻いているではないですか!
引きはカワハギのそれなのですが、「カワハギであってくれよ~」と、胸中ドキドキで息子がリールを巻く姿を祈るように見守るのでした。
海面に姿を表したのはカワハギ! 隣の釣り座のきんちゃんのタモ入れもあり、息子にとっての記念の初カワハギ、今日の目標を達成できました(ちょっと顔がこわばっていますが、釣友からのやんやヤンヤの声援に臆したようです・笑)。
僕はそれから息子と変わり番子に釣りをしながら、主にボトムの展開が多かったですが、宙でも数枚獲り、大型と思われるカワハギに鉤を2本伸ばされながら、小型、中型主体で25枚、トップは35枚でした。
帰りの宿では名物「瀬戸丸そば」を堪能し、横須賀PAでは、釣りを誘ってくれた息子に大好きなソフトクリームを感謝の意味と今日のご褒美でご馳走、その後帰宅するまで車内で爆睡だったことは言うまでもありません(笑)
そんなこんなで思い出に残る釣行となりましたが、今回「親ばか」丸出しのブログになってしまいました・・・ 最後まで読んでいただきありがとうございました(感謝)
次回からまたガチンコ釣行記、テクニック論など書いていきます!