南房深場釣り~アカムツ編~
12月20日、ダイワ・フィールドスタッフの福田さんにお誘いいただき、南房・江見吉浦港の渡辺丸さんに伺ってきました。
午前5時港に集合。
冬至直前とあって5時でもまだ真っ暗です。
この日のターゲットは、午前はアカムツ(ノドグロ)狙い。 午後はベニアコウ狙いと、深場釣りの欲張り企画です!
先ずはアカムツ編から参りましょう!
「初日の出」まであと10日あまり。。。ですが、思わず拍手を打って拝んでしまいました。
航程約30分で水深250m前後のアカムツポイントに到着です!
使用したタックルは、シーボーグ300MJ (写真は旧型です) リーディングネライHH-200
PEラインはメガセンサー12ブレイド3号×400mで臨みました。
使用オモリは200号。約750gの重量です。
この水深を攻める所謂「中深場釣り」(西日本では中深海釣りとも言いますね)、以前はPE8号でやっていましたが、PEラインの進化で8号⇒6号⇒4号と変遷し、12ブレイドのように特に強いラインでは、もはや3号で十分やれるようになりました。
従って電動リールも300番クラス(ラインキャパ400m)でできると言うことです。
これもライト化ですね!
ただ、何が潜んでいるか分からない深場釣り、不意の大物ゲストとも対峙できるパワーのあるタックルで挑みたいです!
仕掛けは、タフロン船ハリス7号の幹糸に同5号のハリスを40cm~60cm(潮の状況で調整)×3本。幹間は120cm、「快適D-ビーズマーキング-L」でハリスを出します。ステ糸は60cm。
針はホタ針16号、ムツ針18号を使用。
PEラインの先にイカ釣り用の中オモリ10号~15号とヨリトリリングを接続し、ハリスには若干浮力がでるアクセサリー類を付けました。
エサは船で支給されるホタルイカのみでやりました。
開始早々、第1投目でトモ寄りで本命が顔を出します!
しかし後が続きません。
潮が流れず、なかなか本命アカムツが口を使ってくれません。。。
それでも退屈はしませんよ!!!
色んなゲストがかまってくれます。。。
定番ゲストのユメカサゴ。こちらも俗称「ノドグロ」です。 煮付けや唐揚げで美味しい魚です。
キンメ(上)にギンメ(下) 両方とも美味しくいただける魚です。
いたずらっ子のサバ。画像はありませんが丸々と太ったサバは「寒サバ」で脂乗りバッチリでとても美味しいです。
シロギスを大きくしたような魚体のオキギス。 かまぼこにはなるのだとか。
エメラルドグリーン色の目をしたツノザメ。 私は未だ食べたことがありませんが美味だそうです。
最後の流しで福田さんにアカムツとクロムツが一荷で!
私も最後の最後になんとアカムツが一荷!!!
終わり良ければ全て良し!!!有終の美を飾れました(笑)
テニスの錦織さんのお陰で全国的に人気になったアカムツ。
実は釣り人の間ではずっと以前からマニア垂涎の的、高嶺の花、幻の高級魚として人気はあったのですが、タックルが大掛りでしたし、専門に狙う遊漁船も少なかったので、この釣りをやる人もさほど多くはなかったと思います。
先述したように、タックルやラインの飛躍的な進化で、以前より遥かに手軽に狙えるターゲットとなりました。 皆さんも是非挑戦してみては如何ですか?